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ハズビンホテルへようこそ③※ネタバレを含む

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ハズビンホテルを考察して、3回目になる。

1回目

2回目

是非、読んで頂きたい。

今回は、ヴァギーとアラスターについて、お話ししたい。

ヴァギー


チャーリーを助けて、支えたい恋人。
その原動力は、彼女の活動に賛同しているからである。

それは、彼女の秘密である。
ヴァギーは、元天使で、大量の悪魔をエクソシスト団の船頭に立って、虐殺に関わっていた過去があり、それを愛する人に打ち明けられなかった。

ハスクから
"自己批判から人に当たる"
と言われているのも、この過去を打ち明けられない為である。

これを贖罪したいとヴァギーは、思っている。

その後、アダムによって、バラされたことによって、
チャーリーと揉める事になる。

チャーリーは、人食いタウンのマダム ロージーに
"誇れないことをしたことを認めるのは、難しいことなの。特にそれが好きな人を傷つけれていたら"
"言葉ってものは、安っぽい。でも、行動は、真実を語る"
と諭される。

ヴァギーは、武器商人 カミラカーマインにエクソシストのような自己防衛的な戦い方じゃなく、愛する人を守る自己犠牲的な戦い方を教わる中で、

チャーリーへの利他的な愛を自分の中で、見出し、
秘密を打ち明け、嫌われても、彼女への愛は、変わらないことに気付くことで、翼を再度、生やすことが出来るようになる。

アラスター


今作の一番の人気キャラである。
アラスターは、上級悪魔。ラジオデーモン。
スカルマイクのような杖を持ち、昔のラジオのようなノイズが入った声。

パイロット版では、ヴァギーに"突如現れ、上級悪魔を殺して回った"と語られている。
また、第5話、ミムジーに"上級悪魔から追放されそうになったら、力で、ねじ伏せた。"と語られている。

その時、殺した上級悪魔の悲鳴を流して、ラジオデーモンと自分で、名乗るようになる。

また、アラスターは、アセクシャル(無性愛者)だと、あおいろ ちゃろさんの記事を読んで、すごく参考になった。

アラスターは、キャラクター的には、よく出て来るトリックスターなので、その文脈を見逃していた。本作では、非常に大事な要素だ。


リリスとアラスター

リリスがチャーリーから離れた7年間。アラスターがラジオから離れた7年間。

ともに、7年間。

最後の8話で、ハスクを鎖で、繋いでいたアラスターも同様、誰かに繋がれており、自由を渇望している。

アラスターに勝てる悪魔は、アダム、ルシファー、チャーリー、上級悪魔のゼスティアル。そして、リリスである。

アセクシャルについて、詳しくない当方が、
浅はかに考察することを許して欲しい。

彼は、愛を知りたかったのかもしれない。
それは、異性愛とか、同性愛じゃなく、

母からの無償な愛を感じてみたかったのかもしれない。

ミムジーに甘えん坊と言われているのをみると、そう勘ぐってしまう。

その7年間に何があったのかは、不明なので、次のシーズンを楽しみに待つしかない。

チャーリーは、何を取引したのか?

アラスターは、カミラカーマインが天使を殺した情報を渡し、チャーリーと取引する。

その代償は、何なのか分からず仕舞いである。
アラスターは、"魂では、ない"、"無害な頼み"と言っている。

その後、アラスターは、人食いタウンにチャーリーを連れていき、エクスタミネーションで、戦う人食いを先導するようにチャーリーに促す。

リリスがした事と同様な事を彼女にさせたのである。

リリスVSチャーリー

の抗争を作りたいのかもしれない。


ここまで、読んで頂き、ありがとうございます。
愛してるぜ!!




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