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給食のパンを美味しく食べるために古代の人になりきってみる

ここ最近、少し忙しい日々が続いており、
心身共にお疲れモードです。

気分転換に散歩しているときに、建築中の超高層ビルを見上げて、
「こんなものが作られる世界って、現実感ないよな」と思いました。

建築業界で高層ビルの建設に携わっている方からしたらリアリティのあることのなのかもしれませんが、
全く門外漢の僕からすると、何がどうなってこんなドデカイものが建てられるのか、想像もつかないです。

よく考えてみると、超高層ビルに限らず周囲にある人工物って、
ほとんどどうやって作られているのか、どんな技術が使われているのか、
分からないモノばかりです。

ブラックボックス的に作られたものに囲まれて、それを当然のように使っている生活って、不思議な気もしますが、
色んな人が研究したり、技術を開発したりして、そのおかげでこの世界が成り立っているのだと思うと、
『感謝、感謝やで。』と思います。

パンの歴史に思いを馳せた小学生時代

小学生の頃、マンガで色々なモノの歴史などが学べる本が図書室にありました。
たしか「~のひみつ」みたいなタイトルのシリーズだったように思います。

僕は、図書室ではマンガの本を選ぶ傾向があったので、そのシリーズの本をよく読んでいました。

その中で、うろ覚えなのですが、パンの歴史を書いている本があり、
パンは古代のエジプト(?違ったらすみません)で初めて作られて、当時は硬いビスケットのようなものだった、というようなことが書いてあったのを読みました。

「昔の人は、きっと硬くて不味いパンをありがたがって食ってたんやな。」と思った僕は、
その日の給食の時間に出た食パンを食べながら、
「こんな柔らかいパンを古代の人が食ったら泣いて喜ぶだろうな」と昔の人に思いを馳せていました。

それ以降、給食の食パンやコッペパンを、心の中で昔の人の気持ちになりきって「こんな柔らかいパン食べれて幸せ!美味しすぎて泣いちゃう!」と思いながら食べる行為にハマり、
クラスで余ったパンを大量に家に持って帰って、おやつ代わりにムシャムシャ食べていました。

我ながら、何故、昔の人になりきって給食のパンを大量に食べることにハマったのか分からないですが、その経験のおかげで、
大学生の頃に金が無さすぎて、昼ご飯がゆで卵1個とかで過ごす日々でも、
「昔の人は卵一個食うなんて贅沢だったんろうし、こんな美味しいゆで卵食えるなんて、本当、幸せ者やで」と自分に言い聞かせて乗り越えることもできました。

昔の人になり切るといつもの町も面白い

昔の人になり切って、現代の”普通”を楽しむというのは、日々の生活に彩を加える燃費の良い方法としておススメです。

今も、たまに江戸時代の人になりきって新宿の街を歩いて、
「なんじゃ、この世界は~!!」と心の中で驚きの声をあげるという、
リアルに友人に話したらドン引きされそうな遊びをするときがあります。


でも、江戸時代まで遡らなくても、
何気に、20年前の自分に見せたらビックリするようなこと沢山ありますよね。
スマホとか、高校生の頃の自分に見せたら凄くビックリしそう。

世の中、凄い!不思議!感謝!という感じです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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