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同性婚について東京地裁の判決

東京地裁の判決が出ました。

法律のことは詳しくは分からないのですが、毎度思うのは、ネットニュースの見出しを見ても、
「これは良い判決なのか?悪い判決なのか?」ということが、ぱっと見で分からないということです。

判決は「敗訴」ということになりますが、
これは同性婚ができないことについて、国に賠償を請求しているけど、
賠償請求は棄却された、ということです。

一方で、今回は「賠償を払う必要はないけど、今の状態は違憲状態」と裁判所が判断したということで、
「パートナーと家族になるための法制度を国は整備すべき」という判決のようです。

そもそも賠償請求は形式上しているもの(?)で、同性婚が出来ない状態が違憲状態かどうかを裁判所に判断してもらう、というのが本来の目的っぽいので、
”肉を切らせて骨を断つ”という感じでしょうか。

同性婚に反対するのは何故

色々な考えがあってしかるべきだと思います。
強い信念をもって同性婚に反対している人もいると思います。
そういう人と分かりあうのは、なかなか難しいように思います。

一方で、無関心でどうでも良い、という人は多いと思いますし、その気持ちはわかります。
自分に関係ないと思っていることについて、あれこれ考えたりしないと思います。

ただ、結婚している方には一度想像してほしいです。
皆さんが当たり前の権利として選択できたことが、出来ない人達がいます。

明確な反対の理由はないけど、何となく不安に感じることもあるかもしれません。
ただG7で同性パートナーに関する法律が無いのは日本だけです。
G7の中で、同性婚を認めたから、国が貧しくなったり、治安が悪くなったりした国など聞いたことがありません。
有名なニュージーランドの議員のスピーチを是非見てほしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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