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2006年の第3回公演は「夏の光~空に消えた馬へ~」いちかわ市民ミュージカル

「いちミュー紹介」 NO.3

2006年の第3回公演は「夏の光~空に消えた馬へ~」。
太平洋戦争敗戦間際、上陸するアメリカ軍との本土決戦に備えるため「市川市北方にある中山競馬場に集めた500頭の馬の血を『全量採血』して兵士の血清を製造せよ!」との軍部命令が下される。その作業には、近隣の勤労動員学徒(現在の中高生)が従事させられることになった。重労働だけれども親しく世話を焼いてきた馬を殺さねばならない…少年少女と馬との交流がフィナーレで爆発した! いちミュー名場面の一つとなった。

いちかわ市民ミュージカル第3回公は「夏の光~空に消えた馬へ~」(2006年)

2008年の第4回公演「ASIAN BLUE~アジアの青い空~」市川市行徳の高速道路沿いにある産業廃棄物の巨大な山“行徳富士”の地下深くは、東南アジアの貧しい迷宮都市へとつながっていた。ある日、通路を通ってアジアのストリート・チルドレンが市川にやってきた!

いちかわ市民ミュージカル第4回公演「ASIAN BLUE~アジアの青い空~」(2008年)

舞台上方から舞い落ちる大量のゴミの中で歌い踊る。「子どもの権利」を問うスペクタルに挑戦したが、余りに壮大過ぎて消化不良に終わったかも。初めて「疲れた!」と感じた公演だった。

いちかわ市民ミュージカル第5回公演「シネマ・ミュージカル~水木洋子ワールド!~」(2010年)

2010年、第5回公演は「シネマ・ミュージカル~水木洋子ワールド!~」明治に生まれ、大正・昭和と激動の時代を“女一匹”見事に突っ走った市川在住のシナリオライター(脚本家)水木洋子氏の映画と人生!「沖縄・ひめゆりの塔」「また逢う日まで」など映画の名シーンと実人生とを交差させながら「女の一生」を浮かび上がらせた。この頃は出演者も300名、それに負けない予算規模で衣装も照明も舞台セットもどんどん派手になって、間違いなしに「全国一の市民ミュージカル」だったと評価されていった。      ヨッシー

ミュージカルの中に映画撮影のシーンを入れ込んだ



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