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樺沢紫苑著「読書脳」感想文

まずは、樺沢紫苑先生へ感謝をお伝えしたいです
最近になって、長年苦しかったパニックの症状が出なくなりました
脳がスッキリした状態を取り戻したのです。
以前はこんな感じで生きていたんだなと味わえて懐かしく感じています

感想文はじめます
🟪はじめに
中学生の頃、悩みがあった時、落ち込んだ時本を読んでいました
言葉に勇気づけられたり、文字を読むことで心の静寂を取り戻したり
していました
そんなことから、若い頃心が落ち着く名言を壁に貼ってよく眺めていました
その名言は
①フランスの19世紀の作家ロマン・ロラン 
「いつまでも続く不幸というものはない。じっと我慢するか、勇気を出して追い払うかいずれかである」
テスト勉強がよっぽどつらかったんだろうと今では懐かしいです

他には壁に貼ってはいませんが生徒手帳の余白に
②「古今和歌集」紀貫之が書いたと言われる序文の全文
学校で習って綺麗な文章だなあという印象
抜粋ですが、「生きとし生けるものいずれもうたをよまざりける」
意訳ですが生きてるんだから、(その前の文章に花に留まる鳥やその景色をみてがあります)心にとまり感動して表現したくなっちゃうんだという内容です

以上のように以前から言葉の表現には興味があり、本から学んでいました

🟪本の読み方の発見
あるとき友人から「落ち込んだ時どうしてる?」と尋ねられ即「本を読んでる」
とこたえたら、「落ち込んだ時は本なんか読めないよ」と友人に言われた時
私って変なのかな?という違和感が残ったまま現在に至っておりました

「読書脳」には悩みがあった時は、本を読もうと書いてあり
とても嬉しかったです。しかも尊敬する先生からのメッセージ。
自分は間違っていなかった。あの時の答え合わせができたと感激して
読み進めました。

ふと、なぜ混乱する頭、つまりパニック障害になったのか気になりました
今までの読書を振り返ってみました。
「読書脳」を読んで、比較することできました
「読み方」が違っていたことです
まず、何を目的にしたらいいのか考えてなかった
漫然としていたのです
興味だけで読んでたと今なら振り返ることができます
それは調度、地図も羅針盤を持たないで頭の中で航海に出るようなものでした
行き先がわからなければ、漂うか、遭難してしまいますよね
このことで、頭の中のわいてくる混乱も理解できます
これからは、アウトプット強く意識していきたいです。

次に本に書き込む、汚すということはおよそ想像もしてなかった
いっとき、ものを持たない生活、ミニマリストの流行があって本は断捨離
新刊は読んだらメルカリで売るんだと信じてました
そんな私が「しおんず」に入会して、事務局さんから本を購入するようになって先生のサインが書かれているマイ・オリジナル本を手にしてから、本は自分のものなんだという意識が生まれてきたのです

🟪記憶に残る読書
これから、本に書かれているようにマーカーとペン2本を持って本に印象に残ったところ、思い浮かんできた言葉など書きこんでいきます
実際、2本ペンを持って「これからの生き方図鑑」の要約と感想を1項目ずつnoteにあげ始めています。短い文章でもニュートラルに書くのは私にとって難しいことです。なので、練習しています。楽しみながらしたいのですが
言葉をふりしぼって生み出している、まだそんな状況です
また、数ある著作からこの本を選んだのは、
コロナ禍を過ぎ、私は、この本はいままでの価値観を変えるために読む本と位置付けています。高齢者の仲間入りしはじめている私には古いことだけ思い出すような壊れた機械のようになっていくでしょう。そのため、新しくなるような指標が必要だと考えていました。この本から新しい価値観を持って世の中を考えたい。それは今を生きたいと強く願うからです
加えて、先日のこの本の感想キャンペーンで賞をいただいたことです。
感想文苦手意識相当ある私は夫が「お祝いしようか?」と尋ねられるくらいの感激ぶりでした。そのお陰で本を開くたびにその時のことを思い出すのです。マイナス思考の詰まった過去の記憶に、本を開くと嬉しい気持ちが新しく記憶され上書きする効果を期待します
これから嬉しいことを思い出しやすい脳に道をつくろうと決めました

🟪最後に
これから1冊の本を通して私という人生を親しんで楽しんでいこうと思います
いままで抑圧しまっていた心の存在
やっと私にも表現して楽しめるその時が、来たゾとワクワクしています

読んでくださりありがとうございます😊



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