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ハタオリマチの廃材を活かした工作アイデアが勢揃い!|B-TAN工作アイデア展

捨てられてしまう廃材を産地に眠る資源と捉え、2021年からはじまった活動「B-TAN」。まもなく2周年を迎え、ただいま富士吉田市のギャラリーFUJIHIMUROで今までの成果を展示中です。

展示は「クリエイターたちの工作アイデア展」「ワークショップの部屋」「廃材で遊ぶ広場」「廃材探索MAP」の4つの部屋に分かれ、大人も子どもも楽しめる工作のアイデアが勢揃い!

クリエイターたちの工作アイデア展

B-TANでは、産業の中で生まれる「廃材」を「工作の材料」として捉えなおし、さまざまなクリエイターに工作のアイデアを依頼しました。また、街に関わっている人たちの中にも廃材を活かした工作アイデアはたくさん生まれています。

アイデアが箱に包まれて届き、開封するときはいつでもワクワクと胸が高鳴りました。みなさんにもこの気持ちをおすそ分けするべく、この部屋では、14個のそうしたアイデアを箱に詰めて展示しています。

ワークショップの部屋

ハギレをペタペタ貼るおさるのビータン、傘のキズコマを使った一輪のお花、紋紙でお花の台紙に砂絵を描くワークショップなど。展示では、誰でも参加できる体験コンテンツを用意しています。


お家でもみなさんが思い思いの工作を楽しめるよう廃材の量り売りの販売コーナーもご用意しました。

廃材で遊ぶ広場

見た瞬間、「なんだこりゃ!」と思わず言ってしまう巨大な山と不思議なブランコ。なんとすべて織物が巻かれていた紙管でできているんです!

どこを見渡しても紙管が敷き詰められた不思議な空間が出来上がりました。登ってもいいし、滑ってもいいし、自由に遊べる空間です。

紙でできているから転んでも安心。けれど丈夫で、いろいろな太さがある紙管だからこそ出来上がった、織物の産地ならではのプレイグラウンドです。

廃材探索MAP

山梨県の織物産地では座布団、傘、ネクタイ、金蘭など、いろいろな生地が織られています。眠っている廃材も工場によってさまざま。

そこで工場から出る廃材を集めて周り、産地のマップと廃材を展示する部屋を作りました!この廃材はなんで出るのか、どんな生地を織っている機屋さんなのか、織物ができるまでの過程を想像しながら産地のことを知れる部屋になっています。

みなさんからの使い方のアイデアも絶賛募集中!想像を膨らませながらご覧いただけたらうれしいです。

ぜひこの機会に、富士吉田市の織物に触れてみてください!

【B-TAN工作アイデア展〜ハタオリマチの廃材を活かした工作アイデアが勢揃い!〜】

日時:2023年3月4日(土)~3月26日(日)11:00~17:00
定休日:火曜日・水曜日・木曜日 ※21日(火・祝)はオープンします。
場所:FUJIHIMURO
〒403-0009 山梨県富士吉田市富士見1丁目1-5
入場無料