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#100 本を読むようになって変わったこと。

こんばんは。

このコラムもついに100本目になりました。ここまで続けられたのも読んでくれる人がいるからですわ。ありがとうございます。
さて100本目なのでこれまでの総集編のような感じで書いてみようと思います。

わしはもともと本をあまり読まんかったんじゃけど、20代後半で入院した時に読んだ下町ロケットに魅了されて本を読むようになりました。

まず本を読むようになって変わったことは理解力が付きましたね。
テレビや映画と違って本は映像を見ながら考えることはなく、そのすべてを書いてある文字から読み取らんといけんのじゃわ。それはなかなか難しくて、書いてあることを理解し、さらに吸収するために頭の中で編集しないといけません。小説なら映像として、ビジネス本なら自分の立場に置き換えた実例として。反対に理解をせんとこれらの行為はできんし、これらの行為ができんと書いてある内容も頭に入って来んのんようなぁ。
習慣的に読書をすることで筋トレのように理解力が鍛えられ、微力ながらもこれらができるようになったなぁ。

ほんで言語化能力も上がりました。
美味しい料理を作るには美味しい料理を食べないといけないように、アウトプットとして言語化するためには良質な文章に触れんといけん。読んでいる本のすべてが良質な文章とは限らんけど、それでも校閲が入っとるけぇ一定以上のフィルターはかかっとるんよね。
他者に物事を伝えようとしたときに、それが口頭であろうとメールやラインのような文章であろうと、言語化することは必須じゃし、その能力が高ければ高いほど相手にも伝えやすいけぇなぁ。
わし自身もまだまだ改善するところはあれど、本を読み始めてから言語化能力が上がったと思っています。

さらに世界観が広がりました。
ライフネット生命の創始者で、立命館アジア太平洋大学の学長でもある出口治明さんはこれからの時代に必要なものとして「本・旅・人」を上げています。まさにそのとおりで、わしはどれも必要であり好きなものなんじゃけど、ビジネス本を読むことで色々な人の思想に触れたり、小説を読むことで色々な世界に行くことができたりして、世界観が広がったけぇなぁ。
もっというと、本を読むことで世界観が広がるとともに、その広がった世界を深化して掘ることができると思っています。
思考を深くして人間としての深みを出すために、本を読むという行為はうってつけの手段ですね。

あとは周囲の人の見る目が変わりました。
現代人は忙しくて本を読まない人が大多数じゃけぇ、本を読む、読書をする人と思われるだけで知的な人、凄い人と思われるようになりましたね。知的な人と思ってもらえれば自分の発言にも重みが出てくるし、仕事もやりやすくなるし。
本を読むだけで仕事がやりやすくなるなら、少しでもいいので昼休憩とかに職場で本のも効果が高いと思うわ。

ざっと書き出すだけでも本を読むということにこれだけのメリットがあります。
もちろんメリットだけを考えて本を読んでも習慣にはならんけぇ、その先のステップとして本の面白さを理解する必要があるんじゃけどね。

わしのコラムの最初のタイトルが「少年よ、大志を抱け。そして本を読め。」なんじゃけど、これが全てを物語っています。このコラムを読んで1人でも本を読む人が増えるといいですね。

これからもよろしくお願いします。

わっしょい(・∀・)ノ

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