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#109 東京の本屋に入って気づいたこと。

おはようございます。
先週は東京に行っており、さらに花粉症で体調を崩していて一週飛んでしまいました。失礼しました。
皆さんも花粉症にはお気をつけください(苦笑)

さて東京に旅行に行った際に2軒の蔦屋書店に入りました。
「行きました。」ではなくて「入りました。」ちゅう表現にしとるんは、もともと予定になかったけぇですわw まぁ旅行はギッチギチに行程を組むよりも、ある程度余白を入れとってその時に目的地を決める方がいいけぇなぁ。その方がせかされなくていいし。

という訳で入った1軒目は六本木の蔦屋書店。
麻布十番の浪花家総本店という鯛焼き屋に行った後に出くわしたので入りました。
入った印象は流石六本木という感じで、地元広島の本屋とは全然雰囲気が違ったなぁ。そこまで大きくはなかったんじゃけど、その分扱っている本が清廉されとるというか、このテーマならこの本だよねというのがズバにあって凄かったわ。
特に地方書店では扱っとらんような専門書が豊富じゃし、子供向けの本も見たことない本が多かったです。
秋元康さんが「印象に残る幕の内弁当はない」というコメントをした記憶があるんじゃけど、まさにそうで種類が多いからいいのではなく、その土地の層にあった本を扱うのが大事なんよなぁ。六本木で言えば、オシャレ・知的・富裕層などのイメージがあって、店内の雰囲気もそんな感じがしていました。
初めて入ったけどテレビ朝日前のけやき坂もライトアップされとって、エリア全体の雰囲気もよくてまた行きたいなぁと思いましたわ。

もう1軒は代官山の蔦屋書店。
こちらは六本木とは反対に規模も大きくて、特に子供向けの書籍が豊富じゃったわ。息子は2時間くらいずっと本を変えながら読んどったしw
反対にノンフィクションの書籍は少なかったように感じます。ただしディスプレイは売れている本や注目の本を並べとるというよりも、書店が売りたい本を並べとる感じで、大型書店でもこういうのができるんじゃなぁと思ったわ。
さらに六本木の蔦屋書店と比較して、物販の種類が多かったように思います。最近は本や文房具だけじゃなくて、食品なんかを売っとる本屋もあるんじゃけど、紙の本が売れん中でこういうこともやっていく必要があるんじゃろうなぁと改めて感じましたね。

ある意味で偶然的に東京で2軒の蔦屋書店に入ったんじゃけど、共通して感じたのは地域に合った店づくりをしていること、本屋のオリジナリティを出していること、ベストセラーや注目されている本に頼らないことですな。
大手企業で体力があるけぇできるっちゅう意見もあるじゃろうけど、個人的には町の本屋でもできると思うわ。種類の豊富さだけならどれだけ頑張ってもAmazonには勝てんし、それ以外の所で自分が勝てる領域を構築し、そこに巨人(大手企業)を引きづりこむことが大事なんよね。

消費者(読者)としても定型化された本屋ばかりあるよりも、バリエーションが多い方がいいしね。
2つの蔦屋書店に入ってそんなことを感じました。

しかし両方のお店に入ると買いたい本がどんどん増えるんじゃけど、今家に10冊以上の積読があるけぇ涙を拭いて我慢しました。

我慢したわし、偉いなw

わっしょい(・∀・)ノ

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