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飲み込みが遅い私にはマニュアルに沿った作業がむずかしい

物事を瞬時に理解できる人がうらやましい。
業務内容が全然違う人の話を聞いてすぐに理解したり、アイデア出しの会議でネタをぽんぽん出せる人ってすごいなぁと思う。

私は新しいことを理解するのに時間がかかる。
初めてやるボードゲームとか、説明を聞いてもルールが複雑すぎて何をしたらいいか分からない。
そして大抵ドベになる。

次の日に「あ、あのゲームはこうやって進めればいいのか」と分かる。
だけどもう遅い。
みんながゴールして競技場を退場した後に私はやっとスタートラインに立っているみたい。

ボードゲームならまだしも、仕事でもこんな感じなので非常に困る。
理解が遅い私にとっての天敵は「マニュアル化された作業」だ。

マニュアル読んだらできるでしょ→できない

マニュアルとは誰でも同じ作業ができるように用意されたもので、もちろんその重要性は分かっている。
購買依頼や各種申請など、部署を問わずに行われる作業はマニュアル化されているからこそ進められる。

だけど多くの人が行っている作業だからか「マニュアル化された作業」=簡単というフシもある。
確かに行っている作業自体は簡単だ。
でも、マニュアルを読んだところで私はひとつひとつの手順を理解できない。
「あ、そういうことか」と理解できるまでに時間がかかってしまう。

友だちとのゲームなら翌日に「あ、なるほど」と理解しても別に問題ない。
ただ、仕事だとまさに今、その作業を進めたい中で「わからない・・」という状態が続くのは致命的だ。

人に聞いたらいいのかもしれない。
だけど内向的な私にとって、こういった些細なことを尋ねるのはハードルが高い。
それならマニュアルの細かいところまで読んで何とかしようとする。

こんな感じでマニュアルを読みながら半日くらい格闘するのが当たり前になっていた。

外部モニターは偉大だ。マニュアルを表示しながら申請書を書ける

そんな私の救世主は外部モニターだった。
当たり前のことだけど、外部モニターを使ったらマニュアルと申請書を同時に表示できる。

紙で印刷したマニュアルを読みながら申請書を書くと、ひとつひとつの項目を埋めるたびに「どこまで読んだっけ」となっていた。
だけど2画面ならば常にマニュアルを表示できる。

モニターが無いときはノートパソコン上で左右に2つのウィンドウを表示する。
Windowsキー+左矢印(右矢印)でウィンドウを左半分で表示できるので、左にマニュアル、右に申請書を表示させている。

こんなところでわざわざ書くことではないけれど、外部モニターを使ってから明らかにマニュアル読みながらの作業が早くなった。
今日もおかげで昔なら半日掛かっていたマニュアル読みながらの作業が3時間になった。

・・・あまり変わってない。
やっぱり本当は「すぐに理解できる頭脳」がほしい。

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