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映画ドラえもんのび太の地球交響曲を見た感想

息子とドラえもんの映画を見に行ってきたので感想を書いていく。

まず僕の結論から書くと、控えめに言って最高だったと言わざるをえない。

タイトルの通り、音楽がテーマの映画である。

映画の序盤から音というのを意識して、あらゆる音が流れる。

映画といてば大きな画面で迫力がある映像はもちろん、なんといっても音響が素晴らしいのですよね。

この映画館の音響と、今回の音楽をテーマにした映画は相性が抜群である。

こんな映画こそ、映画館で観るべき映画なのだと思う。

映画館で見るのと、テレビでみるのでは、同じ映画でも全く体験は違うといっても過言でないだろう。

この映画を映画館で見ただけでも、勝ちは確定なのである。



今回の映画のストーリーはいい意味でベタ。

王道のストーリーだった。

4万年の時を超える物語。

ドラえもんと仲間たちが地球を救うという壮大な物語。

地球交響曲というタイトルの意味。

そのどれもが胸を振るわせるほどの感動を味合わせてくれた。


僕もいい大人だから、これまで数多くの映画を見てきた。

そんな経験値のある大人が、この地球交響曲を見た時、この王道のストーリーが過去の記憶と結びついて、涙なしでは見られないものとなるでしょう。


ただ、今作の大筋の壮大な部分はよいのだけど、話の作り込みとしては荒さが目立つ。

僕は細かいことは気にしないタイプなので、そうだいな宇宙の物語に入っていくことができたが、ツッコミどころは満載であったので、気にする人にとっては、まったくつまらなく感じることでしょう。

ドラえもんなんだから、細かいことは気にすんなよって思える人には、冒頭でも書いた通り、控えめに言っても最高のできであるでしょう。

息子に話を聞いても、過去見てきた映画の中でNo.1だとの評価でした。

もちろん子供だから、一番最近に見た映画の印象が強くでるのでしょうけどね。


内容については、ネタバレをしてしまうと、後から見た人にとってはつまらなくなるので、具体的には書かないが

侵略者から地球を守るという物語。

何十億という人を救う物語は胸が熱くならざるを得ない。

あまりに設定が壮大すぎて、そこにいたるまでの動線がどうしようもないくらい雑なのはご愛嬌といったところ。

そこが気になるか気にならないかでこの映画の評価は真っ二つに分かれるのである。

ということで、小学生以下の子供であれば、ただ純粋に楽しめると思うし、大人でも細かいことを気にしなければ、何万年もの壮大な年月を感じさせるストーリー、大事な人を守るという胸熱な展開は涙なしでは見られないものでしょう。

ということで、僕にとっては胸が震えた大変よい映画体験となりました。

これからもし見に行かれるかたは、細かいことは気にせず、とにかく音を感じて、壮大な背景に思いを馳せてもらえたらなと思います。


この記事を書いている今、妻と娘がお風呂に入っています。

娘がアイドルを歌う歌声、シャワーの音、娘の笑い声、息子が映画のパンフレットのページをめくる音

一つ一つの音が、大切な日常を感じさせてくれます。

こうして家に帰ってからも、余韻がのこる映画体験をさせてくれたこと。

それだけでも今日は映画に行けてよかったなと思うのでした。


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