変化二重織り組織図④
こんにちは。
今回は変化二重織り組織図④を公開します。
組織図を作成するのに織物用組織図マクロを使わさせていただきました。
ブログ「がらくた織物工房」Riko様 作成 「織物用組織図マクロ」
組織図④で織ったマフラーです。
緯糸の白はループ糸なので、モコモコ感があります。
まずは全体がわかる組織図をご覧ください。
長い図なので拡大の限界がここまでで見づらいです。
なんとなく雰囲気をお感じください。
組織図マクロでは裏面がどう織られているかを確かめることができます。
矢印のマークで綜絖が上がるか下がるかを決めることができ、これをもとの設定から反対にして配色図のボタンを押すと裏面の組織が表示されます。
全体図だと升目が見えないので、拡大して分割したものを下の方から順になるよう並べました。
ピンクと赤い線が右側にあるので、そこがつなぎ目です。
薄い水色のところは白い糸で織りました。
・上の図の左のものを1単位として、紹介しているマフラーは1単位6本で制作しました。緯糸の織り方も同じように応用して読んでください。
(ループ糸が太いため、緯糸の白いところは4本で織りました。経糸の白いところは普通の糸なので6本です。)
・ご自身のデザインでは1単位偶数本で自由に決めてください。
この図は組織図①②をもとにして、いろいろ試していたらできたものだったと思います。
私は何でも盛り込みたくなるタイプなので6種も模様を組み合わせてみましたが、少ない種類でもいいのではないかと思います。
(白以外の色について)経糸を紺にして緯糸には紺のほか青、水色、紫の同系色を入れました。
緯糸の色の違いが効果的に現れることがわかりました。
続いて、他のバリエーションもご覧ください。
次の3枚は色の部分と白い部分を逆転させています。
その上で経糸の通し方と織り方が同じで色のパターンを変えています。
今回は1単位6本で織ったことと太さのあるループ糸を使ったので、図形がダイナミックな印象になったと思います。
ループ糸を使わず1単位4本で織ると、細かくて上品な雰囲気になるかもしれません。
機会があったらまたやってみようかと思います。
今回は以上です。
今後も自分で作成した織物を中心に組織図をぼちぼちと公開していく予定です。
ご覧いただきありがとうございました。
★今回公開の図をそのままの形で転載しないでください。
★組織図の画像は印刷すると升目が見えづらくなる程度の画質です。ご容赦いただきますようお願いします。
★織ったものをInstagram #変化二重織り #deflecteddoubleweave で投稿しています。
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