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メダカ衰退繁盛記 ③食べ放題ショック

目指せ、メダカ100匹!

わが家の庭の片隅にビオトープを設置している。
設置して丸2年ほどになる。

赤玉土を敷き、レンガを沈め、睡蓮や水草を植えた。

なかなかいい感じでしょ。メダカたちも泳いでいるが、なかなか増えてはくれない。

最近では、メダカよりもミナミヌマエビが増えてきた。100匹くらいはいそうだが。

目指せ、ミナミヌマエビ100匹!なら達成できそうなのだが。

水を循環させるために、ソーラー噴水も設置した。
曇の日は動かないが、晴れの日はしっかりと水しぶきをたててくれている。

わたしのメダカライフも安泰だと思ったら。

ビオトープから顔を出しているものがいる。
目がくりくりとしていて、口をきゅっと結んでいる。体長6cmほど。茶色くて、水面に浮いている。わたしの気配を感じると、素早く潜ってしまった。

カエルだ。

わたしの家のすぐ近くになかなか広い池がある。そこにはウシガエルがたくさんいるのだ。おたまじゃくしもデカイ。

それが丘を越えて、わが家のビオトープに侵入している。メダカ食べ放題状態か。

潜ったカエルを手探りで見つけ出した。
そして、池に放り投げた。カエルは弧を描いて、池に呑まれていった。
「もー来るなーーー」

これで、食べ放題ショックは何とか切り抜けたかな。

目指せ、メダカ100匹!

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