スマート農業とは、IT技術などを駆使して、省力化・高品質化を目指す農業の仕方。

脱「3K」(きつい、汚い、危険) を担う成長ビジネスへ育成させるため、産官学一体で推進加速。

いいように聞こえるが、農業従事者からはイニシャルコスト(導入費)の高さ、結果は中長期目線でしか分からないことなどがデメリットとして挙げられる。

また個人的に思うのは、農業従事者は高齢者 = IT分野に疎い人 が多いこともあるし、メリットがあると分かっていても新しいものを導入するのが躊躇われる人が多いために、乗り越えるべきハードルはまだ高いかも。

大手企業では、

NTT、NEC、パナ、クボタ

などが参入している。

まぁ大手企業に対してこれを理由に投資するのはおかしい(他の様々な分野も統合して考えるべき)なので、スマート農業に注力している中小企業を少し挙げる。

イーサポートリンク(2493)

株価 857円
時価総額 38億円（かなり低め）

計画管理、受注管理、発注仕入管理、販売・物流管理、債権・債務管理、実績管理

生鮮品の受発注決済クラウドサービス「生鮮MDシステム」

生産・栽培履歴・使用農薬管理システム「農場物語」、農薬検索システム、青果売場構築支援システム、地場野菜調達支援システム、在庫管理

事業内容はなんとなく良さそうだけど直近で業績下方修正有り。

投資するにはまだ弱いかな…

セラク(6199)

IoTをキーワードに、SI事業に注力。

⇒ 農業IoTサービスの温室環境モニタリングシステム「みどりクラウド」、CRM（SalesforceでNTTデータと協業）事業拡大を推進。

9期連続増収増益

採用人数大幅増加

自己資本率が高く、有利子負債はかなり少ない

肝心の株価は ¥1,388でPER13倍程度(割安)

これは、新たに注目企業に足しちゃうかも！