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【コラム】キッチンカー物語~納車~

 2月14日の月光下、キッチンカーが納車された。そこから一カ月ほど怒涛のように過ごしている。

 正直年始あたりから体調が一部不調をきたし(気持ち100分の60%くらいしか力が出ない)、しかも基本ひとりなのでスロースタートかもしれない。それでもやりたいことはどんどん沸いてくるし、つまり方向は明確だし、少しづつでも前に進んでいる感があれば大丈夫だと信じてる。


 今年は『動く』をテーマに、直感を信じて、せっかく手に入れたこの最高のおもちゃをぶんぶん動かしてアソビタイ!


 さて、この「京のおばんざいキッチンカー」という新規事業を誰に言われることなく”勝手に”立ち上げたワケなのに、周囲からの『祝福ムード』が凄い。冷静かもしれないけど、僕は2019年に税務署に開業届を出しているので既に「開業」はしているハズなのに、そのときはひっそりとしたものだった。

 ただ今回はキッチンカーという『物』がみなさんの前に現われたのが、僕の想像していたよりかなりインパクトとして大きいようだ。変かもしれないけど、周囲からのお祝いの声が重なり、だんだんと自分がこのトラックの『オーナー』であること、『事業者/事業主』であることをじわりじわりと自覚させられている。

 「あ。この子の親は僕なんだ」と。



 既に不思議なことが起きている。


 人が人を呼んできてくれる。

 僕に虹がかかっている。


 これまでは組織のため、取引先のために自分の才能を削って生きてきたし、もしくは自分を出そうとしたら「なにしてんねん」と抑え込まれて生きてきた。

 でも2020年あたりから決めた。才能の出し惜しみをしないって。

 僕の才能は、自分のためと、自分を応援してくれている誰かのために使う。だって神様が与えてくれたんだもの。

 

 小さい頃は親や先生から「アンタは楽しいことしか考えてない!」とよく怒られました。楽しいことばかり考えて何が悪いのかまったくわからなかったし、いまだにわからない。会社に入ってからも仕事より忘年会に精を出していたら上司に「俺は芸人を採用した覚えはない!」と怒られました。

 でもこれからは「楽しいことを考える才能」を出し惜しみしない。親もやっと根負けしてくれた。芸人みたいだなんて最高の誉め言葉じゃないですか(笑)なんでこういう風になってしまったのか自分でもよくわからないけど、それをしまい込んだり押し殺すなんてもったいない。


 そういうことかなって”勝手に”思ってます。

 事業を始めるって。

クスっと笑えたら100円!(笑)そんなおみくじみたいな言霊を発信していけたらと思っています。サポートいつでもお待ちしております。