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2024.4.6の日記(『ジャンクション・ジャーナル』のはなし)

気が向いたので日記。思い付いたことをつらつら書いてみる。たぶん読みにくい文章だと思う。頭の中をそのまま出力してるから。

いまは帰り道。ゆるふわギャングを流しっぱなしにしながらとぼとぼ歩きながらスマホで書いてる。 とぼとぼっていう言葉、好き。哀愁があって。

今日は、5月の主宰公演『ジャンクション・ジャーナル』の稽古という名のミーティングというか、コミュニケーションタイムというか、とりあえず相方と会う日だった。

暫定の公演イメージビジュアル。スクラップブックをイメージ。

約束は13:00だったけど、私がここ数日体調が少し悪かったのが悪化していて、病院に行ったり休んだりする関係で、16:00集合に変えてもらった。

そもそも、私の色々の手配が遅れたせいで、脚本執筆もめちゃくちゃな急ピッチでやっていただくことになり、まだ上がってないのでやれることにも限りがある(あくまでも脚本の大竹さんは本当にスピーディーに仕事してくれている。私からの注文も多くて厄介なはずなのに……本当にありがたい……)。

そういう理由で、本格的に稽古しているというよりは、定期的に会ったり通話したりしてコミュニケーションを取って、座組としての強度を上げようとしている。

今日の稽古場に初めて行ったけど、道中すごい角度の坂があって、目的地に着くまでめちゃくちゃ疲れた。でも結構な距離で桜並木が続いていて、癒された。これがなかったら多分機嫌がものすごく悪かったと思う。途中で桜並木の写真を撮りました。この記事のサムネの画像にしてます。

(ここから先は帰宅してPCで書いてる)

さて、これは5月公演のアイデンティティでありアドバンテージでありディスアドバンテージでもあるんだけど、今回の相方となる村嵜くんとは多分6年くらいの付き合いで、私の裏も表もかなり知っている人物。

ということもあり、私はつい村嵜くんに対して、信頼にかまけて強めに当たってしまったり、わがままを言ったり甘えたりしてしまうことがある。ミーティングしたり、連絡を取ったりした後、いつも自分の内弁慶な態度を後悔する。

オーディションなどで選ばれた人が集まって、お互いのことをよく知らない状態で始まる作品よりも、関係性を一から作るというフェーズは飛ばせるものの、甘えも出やすいのは事実だと思う。

それも織り込み済みで、どれでもここで彼をキャスティングしたことによる最適解を出したいので日々頭捻って手足動かす。

あまりちゃんとした説明をまだどこにもしていないのですが、村嵜くんはほとんどベースの演奏に徹してくれるミュージシャンとして出演してくれます。キャスティングのときも紆余曲折あって、色々経た結果、信頼度から彼にお願いすることにした。最初は俳優として参加してくれる人を探してたけど、私のやりたいことの本質は必ずしも俳優と作品を作ることではなく、人間的にも信頼できて作品作りにも真摯な姿勢でいてくれる人といまできることの最大限を出すってことだと思っている。

私は喋ります。とりあえず喋ったり歌ったり動いたりします。

『ジャンクション・ジャーナル』公演概要


日記が途中になってしまっていた。

桜並木の道を歩ききって、目的地に着いた。

稽古場では劇伴の練習をしたり、事務的な作業をしたり、アイスを食べたりした。これはまだ稽古とは言えないんだけど。

稽古の進捗はまだまだ。

これから頑張ります。頑張るけど、無計画ではいられないので、右脳と左脳を両方フルに使って進めて行きます。とりあえず今は体調を整える。


稽古場にて。適当に撮ったら不鮮明になってしまった


この後、この日の稽古が終わったら行こうと約束していた焼肉に行った。稽古らしい稽古は出来なかったけど、ここだけは計画通りに行く私たち。

肉です


色々喋って、色々考えた。あの頃のこととかもっと前のこととか全部終わった後のこととか。フラットになることはないなということとか。

まあこれは誰かに分からなくてもいいです。
物語って、難しいですね。
だって本当のことはそこに居合わせた人しか知らないのに。それをどんなに克明に描写したって見てる景色は違うんだ。

伝えたいことがある場合、なぜそれをその媒体で伝えようとしているのか、最近何度も考えます。
情報を伝えるだけならもっと違う方法だってある。
人の感動ってなんなんですか。心が動くってことを尊く思うのはなんでなんですか。私はまだその価値を信じられそう、でも世の中にはなんで馬鹿げたことがたくさん起こってるんですか。

久々にまとまった量の文章を仕事以外で書いた。
私はいつでもこういう私的な文章は、誰に読まれてもいいし誰にも読まれなくてもいいと思って書いてしまう。自分のため。

こんなひとが作る演劇。感覚合いそうだったら観てみてください。もちろん価値観合わなさそうでも。

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演劇が好きです。観て、考えて、書いて、読んでもらう。演劇はその場で消えてなくなってしまうけど、私たちが何度も思い出すことで永遠になるなんて、素敵だと思いませんか。 いただいたサポートは、演劇ソムリエとして生きて行くために使わせていただきます。