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スマホ一台でのライブ配信はありなのか?

スマホ一台で配信できる世の中

 10年前まではPCも機材もライブ配信の機材を揃えるにはお金がかかっていました。今、20万ほどで作れるシステムも昔は40万くらい積まないと厳しい時代。。プラットフォーム側とiphoneのアップルとAndroidのグーグルの企業努力に拍手、そして感謝です。
 
今ではYouTubeもSHOWROOMもニコニコ動画もfacebookでさえも、スマホ一台でライブ配信ができる時代になりました。中には、逆にPCからだと配信できないアプリ・コミュニティもあるほど。
 
この流れが今、ライブ配信の第3次ブームを起こしている要因です。
 
第1次ブームは2007年、Ustreamがサービスを開始した事から始まります。リアルタイムに映像が送れること、コメントでコミュニケーションできるサービスは画期的でしたが、通信の影響で止まる、機材も高価、情報も少ない、PCもネットワークも貧弱という状況で配信者(コンテンツ提供者)不足により、細々とした盛り上がりになってしまいました。
 
第2次ブームは、ニコニコ生放送(ニコニコ動画を運営していた僕の古巣、ドワンゴがサービス)がスタートしたところから始まります。『生主(なまぬし)』と呼ばれる今でいうYouTuberのようなエンタメ集団(あえてこう表記します)が排出され、タレント性を持つ人たちが増えていきました。生主は配信技術も磨く人たちが多く、配信できる人はそれだけで尊敬の対象になっていました。
 
第3次ブームの今、誰でもライブ配信ができるようになったので、勝負の軸(他の人との差別化)は機材や技術でなく「人・コンテンツ主義」に移行*してきています。*もちろん機材や技術の世界もあります。 

 
何を見せるか何を放送するか

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