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「日日是好日「お茶」が教えてくれた15のしあわせ」スローな時間の贅沢。

ごきげんよろしゅうございます。茶道ビギナーです。

仕事始めで世の中が慌ただしくなり始めていますが、私はやっと小休止。骨休めをすることができました。

なんでも逆張り。
人が働く時に休み、遊ぶ時に働く。
効率、コスパ重視、映画も早送りしがちな時代なのに、わざわざ選んで茶道にハマりました笑

「なんで茶道をやりたいの?」
と聞かれたら、

茶名が欲しいから
日本建築が好きだから

と答えます。
でも、本当はあまり説明したくないのです。
そこは、あいまいなままにしておきたい、微妙なままにしておきたい。
あえて言語化せず、人とのシェアは避けたい気がします。

本著の作者が、お点前を
「わからない」
ままに、ただ形をなぞり、繰り返すことで、
「わかる」
時が来る。
理解を急がず、もやの向こうに目を凝らすような時間を過ごすことの良さを感じさせてくれるエッセイに励まされる気持ちになっています。

ベストセラーに続き映画化もされたことを知らず、恥ずかしい思いをしていますが、これも巡り合わせかと思います。
自分のうちに書くべきことを持っている人が書くものは、茶道のお点前のようにすっきりとして、気持ちがいいものです。

補足。
著者が森下典子さんと知ってびっくり。
デキゴトロジーの売れっ子ライターさんの本なら、読ませるに決まってますね。


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