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東京タワーでも茶道体験。天空茶席を楽しめます。

ごきげんよろしゅうございます。
今日は面白い茶道体験ができるイベントを見つけたのでシェアさせてください。
なんと、東京タワーでお茶を楽しむことができるそうです!

先日体験した麻布台ヒルズでのモダンアート&茶道の体験が楽しくて、すっかり味をしめた私。

落合陽一氏プロデュースのヌル庵なる茶室で、薄茶をいただくイベントです。

寄付も用意されています。
掛け軸のかわりに写真が展示されています。

サイバーパンクな茶室でいただく薄茶、この先体験することはなさそう。
これを超える体験ができそうなのは、なんだろう。
Matchaはすっかりヘルシーフードとして定着しましたし、もしかするとNASAのロケットに茶道具が積まれて、月面基地でお茶を立てる未来が来るかもしれません。

これから桜の季節。
出歩く機会が増えると思いますが、ただ見るだけ、出かけるだけよりも、何か記憶に残る体験をしてみると、より一層思い出が深くなる気がします。

だとすると、東京タワーの展望台でお茶とお菓子をいただく体験は、まるで
「見立て枯山水」
遠くに富士山と丹沢山系を臨み、ビル群の間に公園の緑が点在する大パノラマは、巨大な枯山水のように見えるのではないでしょうか。

茶道体験「朝茶の湯」

月2回開催

1席目  :畳の席 南窓際廊下
8時00分受付、8時15分開始
(営業時間前のため、特別出⼊⼝よりご⼊館)

2席目  :椅子席 club333内
8時45分受付、9時00分開始
(営業時間前のため、特別出⼊⼝よりご⼊館)

※サイトから事前に予約をする必要があります。

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お城の敷地にはたいてい茶室が備えられていて、お茶とお菓子をいただくことができますし、古い日本建築を一般公開し、薄茶をふるまうイベントは珍しくないのですが、東京タワーでお茶とはまったく想像ができませんでした。

このイベントを企画監修されているのは裏千家の先生でして、それはとても納得感があります。
茶道に興味のある人がまず手に取るのは、裏千家の本のはずです。
裏千家は淡交社を経営して、茶道の書籍を出版されていたり、門人の方も積極的に活動を広げていて、茶道のPRがとても上手。
YouTubeで茶道についての発信をしているタレントの中田敦彦さんも、落合陽一さんも裏千家で稽古をされていますし。

周囲に茶道の稽古をしている人がいるなどのご縁がなければ、書籍やYouTubeで検索してまず目にするのは裏千家のコンテンツのはずです。
茶道の裾野を広くとって、興味を持ってくれそうなファンとの接点を作り続けるのは大変な労力がかかることで、裏千家の地道な活動には頭が下がります。


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