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京都でお花見しながら、千利休ゆかりの茶室の拝観&抹茶体験を。

ごきげんよろしゅうございます。
元々日本建築や庭園は好きだったのですが、もう一歩踏み込んで日本文化を勉強したくなって茶道を習い始めました。

お茶が大陸から渡ってきた時代までさかのぼると、喫茶には約800年の歴史がありますし、知れば知るほど奥深いのです。
茶の湯にはエンテーテイメント性があり、細かいルールはあるけれど、それは茶席がスムーズに進行できるよう合理的に設計されているとわかると興味深い。
そしてやはり、名前が残る大茶人は個性がはっきりしていて面白い人物ばかりでドラマがあります。
でも、今日は茶室のお話。

茶室について調べていると、現在は国内に3つの国宝指定のお茶室があるそうです。
その3つは、それぞれ

千利休作「待庵」(京都府乙訓郡)
織田有楽斎作「如庵」(愛知県犬山市)
小堀遠州「密庵」(京都市大徳寺)

待庵は千利休の作であると信じうる唯一の茶室だそうで、見たい!絶対見たい!
特に、待庵と密庵は京都にあるし。
京都の春を堪能しながら茶室めぐり、素晴らしく映える体験ではないでしょうか。

ところが、小堀遠州の密案は非公開。
他のふたつも拝観はできるのですが、手続きや時間帯に制約があり、都合を合わせるのに手間取りそうです。

織田有楽斎作「如庵」

2024年特別見学会日程を確認の上、アンケートフォームから希望日と人数を申し込みます。
拝観料は3,500円
レプリカが京都の建仁寺にあるので、そちらを訪れるのもいいかも。


千利休作「待庵」

京都府乙訓郡にある待庵は、拝観日が日曜日の午前中のみ。
拝観は往復はがきで1ヶ月以上前に申し込みます。
電話やメールではなく、
「往復はがき」
のみです。
拝観料は1,000円。
今時はがき?と信じられなくて、ホームページの更新が止まっているのかな、と確認してしまいましたが、令和6年の現在でも往復はがきのみ受け付けるとのことです。
ちょっとびっくり笑

京都から少し遠いですね。
JR京都線の山崎駅か、阪急京都線の大山崎駅を利用します。

一度に巡るのは無理なので、いつか訪れる日がくることを励みにお稽古に励もうと思います。

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