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侘びて茶室を建てられないなら、茶席カーでGO!

ごきげんよろしゅうございます。
聞いてください。
先日の東京ビッグサイトで開催されたギフトショーで見かけた、ポータブル和室が頭から離れません。
いいなぁ〜
とりあえず30万円から、それっぽいものを買えるらしいのですが、よく考えると置く場所がなかった笑
茶室を置くための部屋を借りるくらいなら、自宅に畳を敷いたほうがまし。
理想を言えば、日本庭園に面した客間と、シンプルに見せて実は贅を尽くした茶室、ついでに離れも併設した日本家屋がベストです。
茶道を習ってみたいと思い立ったきっかけが建築ですし…。

しかたない、ネットで設計事務所のサイトを漁って、どんな感じで設計施工をするんだろうと調べていたのですが、自宅の部屋を茶室に改築し、プラスして水屋と寄付も作ると1000万円かかるらしい。
いっせんまん!
これは、フェラーリ (中古)コースですね…。

江戸時代に出版された茶道の本に、
「侘びとは貧乏のこと」
とズバリと書いてあって、お茶の稽古をスタート早々にお前は数寄ではなく侘びの路線だとクギを刺された気分ですが、侘びつつも
「よい道具がほしいと思う心が大事」
なのだそうです。
買えるようもっとしっかり仕事をしろ、という意味?

でも、冷静になってみると、茶室のよさは
「空間の狭さ」
「情報の濃さ」
なのだと思っているはずです。
だからギフトショーで見たポータブル和室が気に入ったのだと思います。

こんな感じです。

と、言いますか、江戸時代の茶人の三藐院は野立てをするのにわざわざ組み立て式の茶室を持ち運んだのだから、
「仕切りがある」
「物を置くスペースがある」
を満たせば、そもそも茶室にこだわる必要はない気がしてます笑

キャンピングカーに茶碗とポットを持ち込んで、景色を愛でながらお茶を嗜めば、それも十分に楽しい侘びなのでは、と思います。

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