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その先にあるもの

伸ばした枝の
その先の太陽は
信じられない位に遠い

ならば一本より二本
三本より四本と増やしたのか

長い時間をかけて
信じられない位に増やした枝

見上げてばかりいたから
ベンチに座る人に気付かなかった
その人も驚いたように僕を見る

その人は何に見とれていたのだろう
憂いを纏ったような佇まいに
幾つもの物語が浮かぶ

家に帰れば次男が
修学旅行の準備に忙しそうで
僕はその様子に見とれながら
あの枝と空を思い出していた

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