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人生とは。命とは。

私たちは

なぜかもわからぬまま

この世に産み落とされて

命を大事に

とか

そんな生き方もったいない

とか

キミは素晴らしいね

とか

人の言葉に踊らされて生きている。


初めてのことは誰だって怖いし

未来を考えれば

浮ついたり沈んだり。


35年生きて、

色んな思いを知った。

人間初心者だった私も

そろそろ中堅クラスくらいには入ってきただろうか?


人って死ぬとどうなるんだろう?

とか

当たり前のように

死ぬことを怖く思ったりしたし

この世に生き続けることの方が

辛く思えた時もあった。

何かを失うことだって

当たり前に怖かった。

そして、

たくさんのものを失って

また違う何か新しいものを手に入れて

だけど

もう何も欲しくないと願ったりもした。


何かを手に入れるから

それを失うことが怖くなるんだ。

と。


絶望もした。

あれから10年。

とても濃ゆい時間を過ごしたんだ。

それは

いつだって水面下で起きて

誰にも知られずに

誰にも知らせずに

独り舞台の主人公になって

外野に野次られて

お前らに何がわかんだ!

って思う時間も通り過ぎて

自問自答繰り返して

試行錯誤繰り返して

たどり着いた今がある。


生きるしかないんだと気付いた朝。

他力本願な

変わる未来が微笑んでた。


そこが始まりだったんだ。


思ってるだけじゃ

願ってるだけじゃ

指を咥えて待ってるだけじゃ

ダメだって人は言うけれど

それをして

自分の理想を知るんだ。


そして

理想に向かって歩き出して

忍耐と度胸だけが必要とされて

人に嫌われることも

覚悟して生きて

とにかく目的地を目指し歩いた。


そして気付く。

更につぎの目的を必要とする自分に。


夢と目標は違う。

目標と予算は違う。


夢がかなったその先も

目標に達した後も

また新しいスタートが待ってる。



そんなこんなで35歳になった私。


そして、気付いたこと。


人生とは。


生まれ落とされた命を

どこへ向かわせ

どう使い

どう扱い

怖がるも楽しむも

自分がしたいようにしたらいい。


だけど、

私は不意に思ったんだ。


どう死にたいか

問いかけてきた人がいて

この物語をどう完結したいのか

ってことなのかなって。


人生はきっと

命はきっと

どんな暇つぶしをするか

ってだけだとなぜかそう思えて

そしたら

心が軽くなったんだ。


怖かったものも

自信ないなんて思ってた自分も

勇気が出せないと思っていたことも

全てが

簡単に思た。


世の中は成長を促すけど

人と生きる為に

人として生きる為には

努力も成長も必要だけど

自信がないことに悲しむ必要なんてなくて

それを壁なんて思う必要もなくて

ハードルなんて何にも無くて

だって、

全ては遊び。

全ては暇つぶし。

その遊びや暇つぶしがいつか

自分の糧になる。


カッコよく、

大人よ、遊べ!

みたいなキャッチコピーがあるけれど

その意味が、

わかった気がした。


どうせ、いつか朽ち果てる。

どうせ、いつかは手を離す時がくる。

そこに何の答えがある?

それは

私が積み重ねたものたちの

本当の結果。


どんな答を出そうが

どんな答えが出ようが

現実世界ではさ、

私の葬儀が行われるだけ。

肉体が燃やされて骨になるだけ。

そう思えばさ、

体など

魂の入れ物でしかない。

そうわかるでしょ?


可愛いとかブスだとか

体の線がキレイとかワガママバディーとか

そんなんに評価基準をつくったのは

人間のエゴで。


別に中身が大事とか

そんな話をするつもりは今は全くない。


色んなことを怖がってる人に伝えたいだけだ。


人生なんて深く考えるものじゃない。

生きる意味など頭は知らない。

そんなものは頭にインプットなんてされてないんだ。


魂の求めるように

魂が健康であれるように

肉体を大切にする。

魂が軽快に行きたい場所へ行けるように

心を健やかに保つ。


だから、

命を大切にする。

それだけの話。



頑張らなくていいよ

楽しめばいい。

でも、

楽しいっていうのはきっと

苦しさも痛さも

思い切り味わって

その後に笑えるって事だと思う。

そのままでいたら

そのままでしかないから

ただ、一歩。

そこから出ておいでよ。


大丈夫。

キミが怖がってるこの世界は

キミが思うほど深くなんてない。

キミが思うほど怖いもんでもない。


傷付くことなんて

大したことじゃない。


私は、僕は、

そんなに強くない

そんなこと思わなくていい。


笑いたい?

時間だけは多分、

地球上にある命全てに、

誰にでも平等に流れてる。

そして、

本当にあっという間に過ぎ去ってく。


自分の

生きるの意味なんて

命を与えられた意味なんて

考えてわかるようなもんじゃない。


と私は思っている。

だから、

楽しむことに精一杯になる!

楽しむことを頑張る!

そうやって私は生きてる!

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