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政治との出会い編

「なんで今回選挙の仕事をしてみたの?」「どういうつながりなの?」などなどよく聞かれますが、たしかにそうですよね。忘れっぽい自分のために少し振り返ろうと思います。


自分の目で政治を見てみたいと思ったのは大学1年の時でした。

ちなみに、政治を知りたいと思ったきっかけは明確ではないのですが、高校の政治経済の授業のときだった気がしています。

国際社会の外交問題とか、関係性がややこしいので、棒人間に例えた絵を描いて理解するようにしていました。そうすると国同士のやりとりが、一人間同士のいざこざに見えてきて、「じゃあこんなこと言っちゃう日本っていう人はどうやって動いているのかしら」とぼんやり気になりはじめ、いつしか政治学科や国際政治学科などを受験することに決めていました。


そこで大きな出来事は、大学1年になって初めて迎える長い夏休みを前に、議員事務所でのインターンシップを紹介しているNPOの方のお話を聞いてみたことでした。

「議員事務所って入れるんだ!」とびっくりし、国会議員事務所ってどういうところなのか、どういう人が国会や議員会館に居るのか、どういう人が議員になるのか、知りたくなって参議院議員の国会事務所でのインターンシップに応募しました。

面接を経て無事にインターンシップが決まり、夏休みの2ヶ月、週3回くらい議員会館に通っていました。事務作業や電話・来客対応をしたほか、部門会議や勉強会にも行かせてもらったりしました。議員本人と新聞を見ながら話したり、知らなかった現状について教えていただいたり、普段見れないところに行かせてもらったり、とてもとても楽しかったです。

ありがたいことに、インターンシップ期間が終わってからも事務所にお世話になっていました。

重要法案の審議があるときは国会に入れてもらい、深夜に及ぶ国会での議論や法案提出を一睡もせず見てから夜中3時頃に会館を出、国会前に広がる安保法案抗議運動に驚いたのも、ずっしりとした貴重な思い出です。

新政党が立ち上がった瞬間も垣間見ることができ、駅前や大通りを隔ててた向こう側にもたくさんの人、それも若い人たちが大雨の中集まっていた景色に圧倒されたのも、良い思い出です。

そして新政党が迎えた初めての衆議院選挙の結果を、開票センターに入れてもらって見せていただき、今後どうなるのだろうかと夜中じゅうハラハラドキドキしていたのも、素晴らしい思い出です。


インターンシップの面接のときから、「LGBTを取り巻く社会に関心がある」と話していたら、超党派の ”LGBTに関する課題を考える議員連盟” の発足会議(2015年3月)に傍聴させていただくことができました。

LGBTに関連する課題を考えようと国会議員が集まり、政党を超えた大きな枠組みができるって、すごいことです。


そしてこの会の会議を何度が傍聴させていただき、このような議員の取り組みに対応し、たくさんの市民団体の方々が、ロビー活動や講演活動などをしていることも知りました。

そんなこんなで、議員事務所でのインターンシップと団体での活動を通じて、政治を直接動かす議員の背中と、政治に声を上げていく市民の背中の双方を見つめることができ、政治の景色が広がっていきました。


そしてこの会で出会ったのが、今回の選挙の候補者でした。

彼女はテレビやイベントで見かけていたアクティビスト。まさか後々一緒に選挙をすることになるとは夢にも思っていませんでしたが、議員事務所と活動の縁も繋がり、「秘書にならないか」と話をもらったときは、政治や選挙に中から携われるなんてめったにないチャンスだと思い、やってみることに決めました。結構即決。


興味や関心に導かれるまま行動していると繋がっていくのですね。これからもそう生きていきたいと思います。


#政治   ♯振り返り日記 


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