今読んでいる本で大瀧詠一さんが語っているのですが、１９６０年代のブリティッシュ・インヴェイジョンの中に一組・ハーマンズ・ハーミッツの「ヘンリー８世くん」のラストに、イヤミの「シェー」が入っているとか。

改めて聴いてみると・・・あっ、小さな声で「シェー」といっていますね。

大瀧氏によると、ハーマンズ・ハーミッツが日本公演に来た時、「おそ松くん」の中のキャラクターのひとり「イヤミ」のギャグである「シェー！」が流行っていて、「これはおもしろい！」と大受けして、自分たちの曲にも取り入れたとのこと。

リバプールサウンズの人たちの間では、イヤミの「シェー！」はかなり流行ったらしく、ビートルズのジョンレノンも「シェー！」をやっております。

リンゴ・スターの冷たい視線が面白いですね。

これは、ポール・マッカートニーの「シェー」です。ジョンのほうが上手ですね。

大瀧詠一師匠は、本当にこういう「オールディーズ小ネタ」に詳しいですね。もっと、長生きしてほしかったなあ。

（ちなみに、イヤミのモデルは「トニー谷」だという説が濃厚です。実は、私、誕生日がトニー谷と同じです）

来年の「EACH TIME」４０周年VOXには、NHKFMで放送された「アメリカン・ポップス伝」をブルーレイに収録し、特典として同梱してほしいです。

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