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「欲しがりません。野党が勝つまでは」

二回目の定額一律給付金10万円。次の衆議院選挙で「野党連合」が勝利を収めるまでは、ガマンしなければアカンようやな・・・自民党総裁選の候補者4人の発言を聞くたびに絶望的な気分になってくる。

2021年の日本は、太平洋戦争中の日本と変わらないんじゃないか、と思うときがある。

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この標語は、太平洋戦争中に日本で政府によって広められた「ほしがりません 勝つまでは」のモジリである。「ほしがりません 勝つまでは」は戦時中に政府が音頭をとって、朝日・毎日・読売の三大新聞社が合同で行った標語募集での最優秀賞作品である。小学校5年生の女子児童の応募作だと発表されたが、戦後、実は女子児童の父親がつくったものだと判明している。

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太平洋戦争中には、国民に向けて、とにかく辛抱しろ!という無茶を押し付ける標語が何度も掲げられた。(菅首相の「安心・安全のオリンピック」も似たようなものだなと思う)

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「ぜいたくは敵だ」。この標語も有名だ。標語の書かれたポスターの「敵」の上に「素」を書き加えて、「ぜいたくは素敵だ」と改善するいたずら者があとを絶えなかった。軍国オジサンや軍国オバサンは、「素」の一文字を消すのに奔走した。

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「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」という標語も、いたずらの対象になった。「工」の一文字が墨で消され、「足らぬ足らぬは夫が足らぬ」というまさに時勢をさらけだす標語を生み出すツワモノもいた。戦時中、もっとも足りなかったのは、兵隊にとられた「夫」「男手」なのは、国民誰もが感じていた。口にはしなかったが。

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次の衆議院選挙。野党連合が勝って、政権交代してほしいな。。。

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