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映画『AKIRA』の“金田バイク”電動バージョンが販売へ。約388万円也。

スペインのデザインスタジオ「Bel & Bel」が、大友克洋の漫画・アニメ映画『AKIRA』に登場する“金田バイク”の電動バージョンを製作している。

Bel & Belは、主にスクーターやクラシックカーといった乗りものから、その象徴的なパーツを使って新たなインテリアや機能的なデザインにアップサイクルすることを得意としているスタジオだ。

その一方で、2020年にはアニメ『ドラゴンボール』に登場するバイク「ホイポイカプセル No.9」のレプリカバイクを製作、同じく実動する『ドラゴンボールZ』の登場人物・ランチの一輪バイクも作り上げている。

実際に搭乗可能な金田バイクはこれまでにも幾度か製作されてきたが、Bel & Belはこれを電動バイクとして仕上げるという。まず、2023年にヤマハのスクーター「マジェスティ YP 250」 を大幅にカスタマイズし、これにホンダ「VFR 800」の片側スイングアームを統合したプロトタイプが製作された。

このプロトタイプは、後輪をヤマハの250ccエンジン、前輪を1kWモーターで駆動するハイブリッド車として作られた。

しかし、金田バイクの製作において、既存の製品から流用できるものは多くはなく、Bel & Belは「部品の半分以上がこのバイクのために特別に作られたものだ」としている。

また、再利用した部品の多くも「この目的のためには多少の変更を加える必要があった」と述べた。

一方、現在製作中の最新の電動レプリカは、完全なカスタムメイドとして製作されている。車体はグラスファイバーとカーボンファイバーパネルを備える金属性シャーシで、72V / 5kWのモーターが後輪を駆動し、3種類の出力モードと後退モードを備える。

また、0-100km/h加速は6秒とされ、最高速度は150km/hになると見積もられている。 ライダーから見てハンドル手前に位置するデジタルコントロールパネルは、原作マンガの姿をそっくり再現した格好になり、全後輪のエアサスペンションによって乗り心地も良くなるとのことだ。

なお、リアに装備するディスクブレーキにはABSがオプションで用意される。

同スタジオは現在、この電動金田バイクを2台、それぞれプライベートな依頼によって製作しており、その後で限定受注生産モデルの製作に入る予定だ。

限定モデルを入手したい場合は、1台あたり2万4,000ユーロ(約388万円)が必要だが、予約金としてまず5,000ユーロが必要になるとのことだ。

運転免許を持っていたら乗りたくなるだろうなぁ・・・持ってないけど。


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