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旅のお供に「OLYMPUS TRIP 35」

 欲しいと思っていたら、知人からいただけたカメラ「OLYMPUS TRIP 35」もとはお父様のカメラで、使い方が分からなくて保管されたままになっていたそうです。
 このカメラ「OLYMPUS TRIP 35」は、1968年に発売されたカメラです。「元祖35mmコンパクトカメラ」だそうです。「往年のオリンパスカメラ図鑑」という本に書いてありました。
 オリンパスのヒット商品ハーフサイズカメラ「Penシリーズ」の「PenEES」をベースに開発され、海外向けに1967年に発売され、翌1968年に国内発売され、20年間製造されつづけたベストセラーカメラです。
 ピントは[1m、1.5m、3m、∞]の4点のゾーンフォーカス(目測です)。なので、ピント位置だけ大体見当が付けば、あとはシャッターボタンを押すだけのカメラです。
 絞りとシャッタースピードは、オートです。レンズも周りを囲むように配置されたキラキラのポコポコの輪っかの部分で光を受けて、太陽電池のような仕組みで露出を決める仕組みです。
 撮影環境の明るさが足りないとファインダーに赤いマークが出る通称「赤ベロ」(PenEEシリーズと同じ)が、出てシャッターボタンがロックされて押し込めなくなる安全機構が付いているので、フィルムカメラ初心者でも安心です。
 レンズはD.ZUIKO 40mm f2,8の写りの良さに定評があります。ボディもコンパクト、軽量で持ちやすく、女性でも扱いやすいです。デザインも可愛らしいので持った歩いているだけでも楽しいです。
 まさに「旅のお供カメラ」です。「TRIP」ですからねぇ!

 ちなみに、上記の本がこれです。↓

作例

 春の写真なのでお花メインです。
 使用フィルムは「FUJICOLOR 100」

雪柳の花 ちょっと露出オーバーです。
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逆光の桜
春霞の空と桜の花 後ろボケキレイですね。
前ボケに桜の花を こちらのボケ味も素直でキレイですね
春霞の空に太陽。完全に逆光ですが、描写は破綻していません。
これも太陽を画面に入れた逆光の写真。変なゴーストやフレアもなく描写の破綻もほぼないです。
これも太陽を思いっきり画面内に入れてますが、キレイの桜の花びらが写っています。
桜の花の細部まで嫌いに写っています。
遠景もキレイに写っています。


 品質等は確認できませんが、Amazonで中古の「OLYMPUS TRIP 35」の取扱があるようです。


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