見出し画像

BUNKYO MACHITABI 第6回文京まちあるき

こんにちは!

地域おこし協力学生団体 Your Local Club(以下 YLC)です!

BUNKYO MACHITABI は、YLCメンバーで文京区(2020〜2021年度は旧本郷区、2022年度は旧小石川区)を歩きながら、学生目線で文京区の魅力を発信・発見しようというプロジェクトです✨✨

さて、今回訪れたのは、白山・千石エリアです!
(下の地図の赤で囲まれたエリアです)

白山・千石は、由緒ある神社や大名が造った庭園が多く立ち並ぶまちであり、ノスタルジックな寺町風情を感じながら四季折々楽しめるコースです!

スタート地点は都営地下鉄三田線白山駅

さぁ、まちあるきスタート!

※なお、当団体では新型コロナウイルスの感染状況を慎重に見極めながらまちあるきを行っています。今回のまちあるきは、感染状況が比較的落ち着いていた5月に実施されました。また、感染予防のため、<屋内での飲食の禁止>、<マスク着用>、<ソーシャルディスタンスの確保>、その他「3密」の状態にならないことを徹底した上で実施しています。

さて、最初の目的地は「白山神社」!東京十社にも数えられる美しきあじさいの名所です。

白山神社

白山駅から数分歩くとすぐ白山神社に到着。

白山神社は紫陽花が有名な神社で毎年6月には「文京あじさいまつり」が行われています。1000年以上前に建てられ、徳川家とゆかりのある神社だそうですよ🤔

境内社の八幡神社には、有名なご神木「白旗桜」があります🌸
「江戸三名桜」のひとつに数えられ、国の天然記念物に指定されたものだそうです(現在あるものは後継樹)。桜の時期にもぜひ足を運んでみたいです👜

白山神社の御利益には「縁結び・商談成立・開運」などがあるそうです!また「白山→はくさん→歯苦散」ということで歯痛を止める御神徳もあるのだとか。ぜひ皆さんも一度訪れてみてくださいね🏃‍♀️

小石川植物園

続いて目指すのは,東京大学大学院理学系研究科植物園である小石川植物園です!

暑い中歩みを進めていると,ようやく垣根が登場しました。
なんだか趣があって,早く中に入りたくなりますよね。
入口は南東に1箇所あるのみなので,そこへ向かってまっしぐらです。


5分ほど歩いたところで,ようやく入り口に到着しました〜😆

休園日の月曜を除き,午前9時〜午後4時30分に開いているようです!
(後ほど登場する温室は,午前10時〜午後3時と少し短いので要注意です)

入園料は,基本的には

高校生以上:500円
中学生以下:150円

なのだそうですが,

東京大学の教職員や学生は無料!
みどりの日はなんと誰でも無料!

などなど,見逃せないキャペーンが盛り沢山です!

園内に入ってすぐ現れるのがこの建物です。

ぱっと見もう使われていなさそうにも見える古めかしい建物ですが,今もなお研究目的で東大教授らによって使われているそうです!(びっくり)

すぐ側にユニークなコーヒー屋さんもあり,早速休憩したくなってしまいます😅


さすがは東大の庭園,何気ない案内板にも学術性を感じます🎓

まずはニュートンのリンゴから🍎

「ニュートンはリンゴの木からリンゴが落ちるのを見て重力の存在を想起した」という逸話は有名ですが,なんとそのリンゴの木の分株だそうです!す,すごい…!


続いてメンデルのブドウはこちら🍇

遺伝学者として大変著名なメンデル先生にゆかりのあるブドウということで,
ぜひとも一粒食べて賢くなれたりしないかな!なんて考えてしまいました……
ブドウがなるのは9月あたりだそうなので,その時期にまた訪れてみたいですね。


シダ園も独特の雰囲気を醸し出していました🌿

独特な形の葉っぱを持ったシダがたくさん生えていて,まるで白亜紀にタイムリープしたかのような気持ちになれます。


続いて突入したのは温室です。

絶滅危惧種の希少な植物や,見て楽しい植物が沢山あって,とてもオススメです!
特に印象的だったものをいくつか紹介してみます🌺



温室を出てさらに奥へ進むと,何やら赤い建物が見えてきました。

旧東京医学校本館というそうです。
東京大学本郷キャンパスを代表する「赤門」と同系列の歴史的な建造物で,とっても価値が高いのだとか。
池に囲まれた佇まいは,まるで京都の銀閣寺のようで,幻想的でした✨



その後も緑が生い茂る道を満喫しながら歩みを進め………

大満足で小石川植物園を後にしました!
季節が変わるたびに訪れたい名所でした✨


簸川神社

植物園を出て向かったのは、簸川神社です!閑静な住宅街を抜けると、綺麗な木々の中に佇む鳥居が見えてきます⛩

さて、ここで問題です。
この簸川神社、何と読むか分かりますか?
(答えを見る前に、ぜひ考えてみてください!)

 


正解は…


簸川(ひかわ)神社です!
改名前の「氷川神社」から名付け、全国でもこの漢字と読みは珍しいそうです。
読めたら凄いですね✨
(私はもちろん読めませんでした)

この神社は473年に建てられ、源義家が祈願したとも伝えられています。歴史ある神社ですね。

鳥居をくぐると長い石階段が。
お参りをするには、これを上らなければなりません!いい運動だと思って、一歩を踏み出しましょう。
(次の日は筋肉痛を覚悟…)

階段を上り切り、息を整えているとそこには本殿が現れます。そしてその目の前には、背丈ほどの、縄で編まれた輪が…!

ここで再び問題!
これは何のための輪なのでしょうか??

調べたところ、これは…

茅の輪くぐり

のための輪だそう。茅の輪くぐりとは、茅で編んだ輪をくぐり心身を清めて厄災を払い、無病息災を祈願する行事です。たしかに右上に「無病息災」の文字がありますね。
くぐり方にもルールがあるので、立ち寄った際は側の解説に従ってやってみましょう。

健康でいられますように、という願いを込めてくぐりました🤲



神社を出て歩いていると、住宅街にこんな

看板

を見つけました。

写真だと読みづらいですが、このように書いてあります。

旧林町(昭和41年までの町名)
もと、小石川村の内であった。延享年間(1744〜48)以前から七軒村と称した。明治2年、小石川林町と改良した。町名の由来は、武蔵屋敷跡地や御菜園(植物園)などの樹木の多い地域であったから、また幕府の儒官林大学の頭の屋敷があったからともいわれる。
                                                                                                                      文京区   

「御菜園」とは先程訪れた小石川植物園のことでしょうか。たしかに、歩いていても緑が多く目に映ります。
現在の豊かな自然は、江戸時代以前から受け継がれてきたものなんですね🌿



東京都諸聖徒教会

住宅街の一角にある東京都諸聖徒教会。
閑静な住宅街の中で、レトロな外観の教会は異彩を放っていました。
中に入れなかったのが残念です…!

もとは神田にあり、関東大震災で倒壊したため、この文京区千石に移ってきたそうです。

以下、教会のスケジュール。

日曜日
10:30~聖餐式(第1・3日曜日)
    み言葉の礼拝(第4日曜日)
9:30~日曜学校
17:00~夕の礼

なるほど、日曜日のみ礼拝に使われるんですね!
(平日に行ったので空いてないわけです)


千石公園 

次は千石公園てす!
周辺には幼稚園・小学校・中学校があるため、近隣の子どもが多く利用しています。大きい公園とは言えませんが、遊具が充実していて憩いの場にぴったり✨

GW中ということもあり、多くの子どもたちで賑わっていました。

中央ではミストのようなものが出ていたので、暑い日でも安心して遊べます!

一行院

最後は一行院(いちぎょういん)です!
ここは浄土宗の寺院も兼ねた墓地。
ですが…

平日の昼間に訪れたからか、想像していた墓地とは雰囲気が全く違いました。

日当たりの良い広々とした墓地が、参拝者の心を和ませます。また、境内には立派な枝垂れ桜の木があるので、春に訪れるのもおすすめ✨
良い意味で墓地らしくない印象を受けました。

さらに、段差の少ないバリアフリー設計になっており、車いすの方も安心です!

江戸時代後期に諸国を巡錫した念仏行者、徳本行者が往生された地としても知られています。

↓一行院のYouTubeチャンネル。
 だいたいの雰囲気が掴めます。

トトロの置き物がちょこんと座っています。
かわいくて癒されました…!

門の前には綺麗なお花が生けてあります。
きっと毎日変えているんでしょう。大変ですね…

今回の街歩きはこれにて終了!!
お疲れ様でした✨

〈まとめ〉
今回の「白山&千石エリア」は小石川植物園など、昔から続く緑が広がる、自然豊かな土地です🌿

また、閑静な住宅街の中に神社や寺があり、穏やかな空気が流れています。いくつか巡ってみるのもいいですね⛩

さらに、坂が多いので運動にもおすすめ。

どれも大通りから少し入ったところにある穴場スポットなので、皆さんも、ぜひ訪れてみて下さい!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?