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ジャズ

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長く愛好してきたジャズに関する文章を綴じました。
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記事一覧

ジョン・コルトレーン「ヴィレッジ・ゲイトの夜」の“My Favorite Things”

先週7月14日(金)、ジョン・コルトレーンのライブアルバム「ヴィレッジ・ゲイトの夜」(UCCI-105…

臨  機清
9か月前
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Marion Brown Documentaryから

先日、youtubeで 上掲の「Rare Video: Marion Brown in 1967」を視聴していた。これは、フリ…

臨  機清
11か月前
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ハード・バップのピアニスト達

私も長くジャズを愛好してきた。手元のアルバムをみていると、なかなか「誰でも知ってる名盤」…

臨  機清
1年前
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Eric Dolphy、James Spauldingのフルート

今回「ジャズ・フルート」という観点で記事を書いてみようと考えたのだが、程なくして頭に浮か…

臨  機清
1年前
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Art Tatum、Lennie Tristanoについての私見

アート・テイタムについて書かれた批評では、この人にたいしネガティブな意見というのを殆ど見…

臨  機清
1年前
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Yusef Lateefの真髄はどこにあるのか

筆者の手元にいま、ユセフ・ラティーフの五十年代の作が二つある。「Before Dawn」(Verve)と「…

臨  機清
1年前
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佐藤秀樹さんの文章と、アル・ヘイグ

ピアニスト、アル・ヘイグ(1924-82)については、何といっても、ジャズ評論家の佐藤秀樹さんが著書で語られていた言葉がとても印象に残っている。 (筆者は佐藤秀樹さんの書かれる文章をとても好きで、訃報に接したときはつらかった。佐藤さんは2021年に亡くなられた。) ヘイグは、ピバップの嵐が吹いていた40年代半ば頃、チャーリー・パーカーのコンボに在籍した数少ない白人ピアニストのひとりだった。なにかとバド・パウエルやデューク・ジョーダン達が話題に上りがちだが、ヘイグが入った時の

Frank Rosolinoの「I Play Trombone」

筆者が春先になると聴きたくなるモダンジャズのアルバムに、トロンボーン奏者フランク・ロソリ…

臨  機清
1年前
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