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用水金沢歩き31(専光寺用水)

こんにちは。「用水の街 金沢」です。金沢市には約55本の用水が流れていて、様々な風景を構成しています。その素晴らしい用水の魅力を調査すべく用水沿いを全て歩き、制覇しようと思いました。その記録をnoteで発信して、皆さんが金沢市の用水沿いを一人でも歩きたくなったら嬉しいです。残り24!!!


今回の専光寺用水は田んぼ道で遠くまで見渡せる素晴らしい場所でした!!
ビルが建ち並ぶ都会も良いが個人的には何もなく見渡せる場所が好きらしい。。。
建物を建てることが絶対にも良いこととは感じられない。実は何もない方が良いかも知れない。ただ、建物が建つことでその場所に他の性能が生まれる。建物が建ちつつ、何もない状況とは無いものだろうか。
ずっと自分はそんな間を考え続けているのかも知れない。

緑のカーペットの中にひっそりと存在する小屋。
田んぼの中に建つ小屋になぜか愛着を感じる。周りを見渡しても他の建築はなく、
あの小屋には頼るものがない。小屋自身で緑のカーペットの中で自立するしかないのである。

二つに分かれていく用水。「我田引水」と言うように昔は自分の田んぼに水を引くために夜中にスコップを持って用水を掘っていたとか笑


用水の立体交差。どうしても自分の田んぼに水を引き込みたい。という気合が感じられる。


じゃがいも・・・。
周りは田んぼしかないはずなのに三つのじゃがいもはどこから流れてきたのだろうか。周りを見ても家なんてない。じゃがいもはかなり遠くから旅をしてきたのだろう。あらゆる街や地形を通り、この場所で水を堰き止める板にたどり着いたのかも知れない。。。



農地にある構築物はどれも構築物を超えて、風景の一部になっている気がする。
寂れた貯水機?も寂れているから良いかも知れない。どれも新しいから良いとは限らない。寂れて朽ちて時間が経って味が出てくる。

側溝のウオータスライダー。


田んぼの中にあった集落にもお邪魔した所、一人のおじいさんが声を掛けてきて、怪しい人と思われるかなと思ったら、親切に様々なことを教えてもらいました。しかも、昔、市内のあらゆる土木整備に携わったおじいさんで用水にもものすごく詳しいすごいおじいさんでした!!
1時間ほど、用水の話、お寺のお話、田んぼのお話、
講義を受けさせて頂きました。有り難うございます!
運命的出会い!!今度会ったら、お庭の石をあげると笑



犀川に合流して今回の用水歩きは終わりました!

ここまで読んで頂きありがとうございました。                他の用水についてもこれから発信していくのでこれからもよろしくお願いします。
あなたも推し用水、探して見ませんか?



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