子どもたちに残してあげられること
僕たち教員が子どもたちに残してあげられることは何でしょうか?
静かに話を聞く力でしょうか?
大人の言うことを聞くことでしょうか?
綺麗にノートをとる力でしょうか?
テストで100点取らせてあげることでしょうか?
どれも大事なことですが、絶対に必要なものとは思えません。
静かに話を一日中聞くことなんて社会に出てからありません。
大人の言うことを聞いても間違えていることは多々あります。
ノートを取ること自体がないです。
そもそも日々の生活にテストはありません。
何が大事か。
今日ある有名人の方がなくなりました。
テレビでそんなニュースを見るたびに思います。
教員が残してあげられる最大のプレゼントは「仲間」であると。愚痴を言い合い、支え合う仲間。それさえあれば孤立しなくてもすみます。
僕は人生にはおいて、1番しんどいことは孤立することだと思います。
孤立しないためには、子ども同士が関わる必要があります。教員と子どもがどれだけ心を通わせたとしても、教員は子どもたちの一生についていくことはできません。
子どもたちの関わりを保障したい。
でも、学校の圧に負けて、僕が管理するクラスになっていっている。僕が子どもだった時に嫌いだった教師に。
できることを少しずつだとは理屈ではわかっていますが、しんどそうな子どもたちを見るたびに。静かに話を聞いている子どもたちを見るたびに、僕のやっていることはどうなんだろうと思ってしまいます。
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