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もしかして、寝●●●

今回は、車いすマラソンに取り組んでいるときに、出会った人の紹介です。

※以前書いた記事を読んでいた方が、今回の記事が読みやすいかもしれません。

河川敷へ練習に行く理由

ケイソンとは?

今回の話は、オゲレツかもよ~
今回の話は、オゲレツかもよ~

河川敷へ練習をしに行ったとき、車を停める場所に1台の車が…

(あれは~彼の車っぽいな…)

彼というのは、在宅で生活をしているケイソンの先輩の事で、車いすマラソン競技歴が長く、オオイタでケイソンが該当する障害クラスでは、常に上位にランクする実力者!

セキソンよりもマンパワーを発揮しにくいという不利な条件下で、単独で行動し結果を残すことが出来る彼は尊敬の的でした。

「あっ、こんにちは!もう練習されていたんですね。今日はよろしくお願いします」

「おう。頑張って!」

そんな挨拶を交わしてから練習を開始したのですが、日頃から疑間に思っていることを、せっかくの機会なので彼に聞いてみようと、練習が終わって帰宅しようとしているところを急いで追いかけました。

「あの~すいませ~ん!一つ聞いてみたいことがあるんですが…」

「なに?」

君のような友達はいない…
君のような友達はいない…

「ええ…僕は排尿障害があるんですが、練習中はオムツを着けています。何か他の方法はないかなと思って…」

「ま~(排尿障害の)種類によるかな?自己導尿で数時間は体外に出ない場合なら、直前に出しておけば良いだけなんだけどな…あっ!そのまま垂れ流ししている人もいるぞ~」

「垂れ流し…ですか?」

「車に乗ってエアコンをつけていたら、地面に水滴が落ちてくるやろ?前を走っているヤツが垂れ流していたら、地面に黒い線みたいなのが付くようになる(そこだけ地面の色合いが変わる)から、練習中とか大会で確認してみたらいい」

「ははは…それじゃ~大きい方を催したら…」

「それはな~運が悪いとしかいいようがないかな…他人は知らないけど、俺は河川敷で練習中に催したことはあるぞ」

「ええ~じゃ~そのときどうされたんですか?」

「たしか~その場でレーサーから転倒するように地面に落ちてから、土手を転がって、そこで…」

もしかして、寝●●●?
もしかして、寝●●●?

「ええ~それって、寝●●●じゃないですか~~~!」

「ま~そうなるかな、ハハハ。ただ、勝つためには練習しないといけんからな~●●●漏らしたらどうしようとか考えている暇なんかないやろ?」

「そうなんですけどね…」

当時の僕は…

  • 車いすだから、段差や勾配などを自分でクリアできるか不安

  • 車いす用トイレがあるか?(排尿や排便コントロールが気になる)

などが理由で、行動を自粛しがちだったのですが、それ以上に目標を達成したいことがあるのならば、それは問題ではなくなるんだと言うことを、彼から教わったような気がしました。

●●●、かかってこい!
●●●、かかってこい!

ただ、今も自粛することが多いヨワヨワマンなんですけどね…


いかがでしたか?

今回送った「僕からの手紙」が、何らかの形で、みなさんのプラスになれたら、とても光栄です!これからも、たくさん手紙を送りますので、どうか目を通してほしいです。

また、スキを押してもらったっり、コメントを書いてくれたり、フォローをしてもらえたら…僕にとって励みになりますので、どうかよろしくお願いします。

僕が書くすべての記事(手紙)は、長い時間かけて継続して書いてきた記録や、そうでなかれば得られないであろう考え方や貴重な体験を基にしています。いただいたサポートは、その評価だと捉えさせていただき、それを糧に今後も多くの記事を書いていきますので、どうかよろしくお願いします。