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【オススメ書籍】最高のコーチは、教えない。

野球という分野にてコーチとして活躍される方が書いた書籍。
 ※大谷翔平・ダルビッシュ有のコーチをされていたそう。

スポーツという分野における、育成とビジネスにおける育成の類似点がありそうだと思い、購入。

■この本を読むと良い人

 ・スポーツ、ビジネス等でマネジメントに関わっている方

■この本で学べること

 ・スポーツにおける育成論

◆メモ


①ビジネスにも通ずると感じた点について

・中堅以上には、指導行動ではなく、育成行動が必要。
 コーチ起点の結果へのFBではなく、プロセスを振り返るサポートを行い、自身で気づいて軌道修正する力を補う。
 全ての方にコーチングが必要ではなく、相手のフェーズに合わせて必要な度合いが異なるというのはビジネスでも同じだと感じた。

・自己効力感が求められる。
 活躍するには、自分でうまく進められる、うまくできるという気持ちが必要。
 目標に対し、ステップを小さく設定し、一つ乗り越えられたことを振り返り、自信をつけてもらうことが大事。

・相手の特性やフェーズ、タイプを見極めて、その人なりの成長の仕方をサポートする。
 コーチの成功体験の押し付けではなく、自律的に成長していくサイクルや手法の確立をサポートするのが主。

②野球とビジネスの違いは何か?

あえて、ビジネスとは異なる部分を列挙してみる。

例)身体的なものかどうか、結果FBの即時性、勝ち負けが必ずしもはっきりしない、コーチが必ずしも付いているわけではない。


荒くまとめると、
 ・即時性
 ・複雑性
 ・サポートがある機会有無や頻度
に違いがありそう。

特に身体性というより、思考のステップやクセをどのように捉え、必要な修正をしていくかはありそう。

スポーツのコーチとビジネスのコーチ、育成経験が両方ある人に違いを議論してみても面白そう。


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