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【雑感】初めてのコーチングを受けた感

コーチングという領域に興味があったものの、一歩踏み出せず利用したことがなかったが、今回利用に至る。

以下、振り返りとして感じたことをメモ。
※1回受講という偏った経験前提における感想なので、
コーチングの真髄に触れていない・掴みきっていないと思いますが、記録としてメモ。

問い:自分はコーチングのどこに価値を感じたのか?


①第三者性と本人起点の対話をフラットに行える機会を得ることができる
 例えば、中長期キャリア相談の場合。

 ●社内の上司:
 社内でも上司には相談できるが、社内の業務やキャリアステップを
 前提とした会話にどうしてもなってしまう。
 
 社内のキャリアを取っ払ってくれる方もいるが稀。
 相談側も気を遣い、社内業務やキャリアステップを前提に会話になりがち

 ●キャリアアドバイザー:
 基本的には、転職支援が主になるため、どうしても転職という手段を前提にした会話になりやすい。
※もちろん、転職ありきでない形で接してくださる方もいらっしゃる。

ただ、基本的には短期で転職を考えていない求職者であるという形になるため、継続的にキャリア相談を中立的に対話できる関係性は築きづらいのが現実な気がする。
 
 ●コーチングの場合:
 中長期キャリアに対し、その実現手段に関する利害関係がないため、
 フラットな対話になる(はず)
 相談者の納得感がゴールになるため、何かに着地させるという力学も
 働かない(はず)

②根底にある人間観と対話のモード 

※様々な流派があるが、今回はコーアクティブ・コーチングというもの(らしい)


●根底にある人間観:
 ・人はもともと想像力と才知にあふれ、欠けるところのない存在である
●対話のモード  :
 ・上下ではなく、協働的・公平的

最近の人的資本経営への関心も相まって、
人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげるという流れの中で、いかに人を活かすかという問いに対して、必要なコミュニケーションのOSなのでは?と感じた。


コーチングにおいて表層的なコミュニケーション技術(傾聴や承認、FB)だけでなく、人間観やスタンス部分が大前提にあるということが肝要だと感じたし、そこに強く共感した。

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