トロフィーの価値。タイトルとの付き合い方。
明日からドイツのヨーヨー全国大会へ行ってきます。
僕はドイツの在留許可証を持っているので、大会の出場資格を持っています。
2015年に一度出場して優勝しました。
ですが今回は出場する訳では無く、観戦と交流目的。
ヨーヨーのイベントに参加するのは随分久しぶりなので凄く楽しみ。
その2015年に優勝して頂いたトロフィーを
度重なる引越しの最中に先日処分したのですが
その際、結構な人に驚かれました。
「トロフィーって、捨てていい物なの…?」
って。
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トロフィー、賞状、メダルって
結果に対する副賞で
それを捨てたからといって、獲得した結果が消える訳では無いんです。
じゃあ全く必要ないのかといえば
もちろんそういう訳ではなく
部屋に飾って置くことで
それを受け取った時の気持ちを思い出せたり(甲子園の砂的な)
もう一回とるぞ!というモチベーションに繋がったり
色々使い道はあります。
飾って置くことを否定する気持ちは全くなくて
僕には必要ないって話。
あと、それを捨てる時に
何となく自分が得たタイトルから解き放たれる感じがして
結構、気持ちよかったりするんですよね。
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大きなタイトルを取ってしまうと
そのタイトルに固執して、自分を見失ってしまうって
実は良くあることで
それで失敗したり、周りが離れていってしまった人
何人も知っています。
大きなタイトルを獲るということは
自動的に大きな責任を背負うこと。
僕は何処に行っても、何年経っても
やっぱり「ヨーヨー世界チャンピオン」のタイトルが付いてくるんです。
「さすが世界チャンピオン!」と言われる事もあれば
「世界チャンピオンのくせに」と言われる事もしばしば。
最初の頃は結構、僕自身が世界チャンピオンに依存していた分
息苦しさを覚える事も多かったです。
ただ、誠実に真っ直ぐ生きていく者に対しては
タイトルは背中を押してくれる存在である事に変わりなく
どう扱うかは本人次第。
今では、丁度良い距離感で
この世界チャンピオンというタイトルと付き合えています。
これからも
タイトルに驕る事なく
見せびらかす事もなく
ありのままの自分で生きて行きたいですね。
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...これだけ言っておきながら
実家の客間には僕や兄が獲得したトロフィーや賞状が
でーーーーんと並んでたりするんですよね。
祖母がまとめて並べてくれてるらしいんですが
僕としては超恥ずかしい。
でも、祖母の気持ちを考えると
片付けてくれとは言えない
意外と小心者の僕なのです。
Naoto
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