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雑記帳。趣味の話多め。右から左に受け流すタイプのゆるいオタクです。

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最近の記事

樋口聖典というワイプ芸人

COTEN RADIOを聴いている。 出会いは遡ること2019年、知り合いの「COTEN RADIOおもしろいですよ」の一言から始まったような気がする。 2019年といえば転職、それから2020年からのパンデミック、BTSとの出会い…とにかく毛色の違うイベントが目白押しだったため継続して聴く機会を失っていた。 さて、先日警固の立ち飲み居酒屋でのCOTEN RADIOの話がきっかけとなり再び拝聴させていただくに至った。 未聴エピソードからランダムに『チンギス・カン』のエピソ

    • I NEED YOU (RM デモVer.)の、さらに"高音"が良すぎる件

      BTSのProofに、かの名曲『JUMP』のDEMOが収録されると知った。JUMPのDEMOなんて遺跡の中から新たな遺跡を発掘するくらいのレアさじゃないか? Proofはむしろソレのために購入したと言っても過言ではなかった。 「I NEED YOUの話じゃねーのかよ」 と思われてしまうかもしれないが、私はJUMPが大好きだから、購入経緯だけはどうしても書かせてほしかった。 さて、 JUMPのDEMO版を聴いた。絵画でいえば着色前の下書き段階。ゴツゴツとした骨組みが見える

      • 【反省文】BTS(防弾少年団)を通した歴史・差別問題とその解像度の変化

        大変だ。 彼らを追えば追うほど、私が色々と大変だ。 これから書くこの手の記事は、先人ARMYが嫌というほど言及してくれたと思うが、自分の言葉で何かひとつ残しておきたいと思った。 BTS(防弾少年団)について言及する際に曲やパフォーマンスの素晴らしさ、メンバーの魅力……色々あると思うが、そんなことはわかった上でジャンピング沼したわけだし全部割愛するけど(するんかい)。彼らを語る上で歴史や差別問題を避けては通れない。 唐突だが小学生時代、父親に「結婚は全くしたくないけどもし

        • オタク文化の真理が共有できてないと感じた話

          私の身内にサッカーオタクがいる。一人で日本全国津々浦々、アウェイ参戦したりインスタにはサッカー関連の投稿が並んだりと。サッカーと一蓮托生を決め込んだ女。早い話が実の姉である。数年前、突然ズブズブにハマりだした姉の様子を「随分楽しそうですね」と遠目に眺めていた。 ある日、チームの「ファンミーティング」なるものに誘われた。これまで理由をつけては誘いを断っていてため適度な罪悪感もあった。姉孝行をすべく行くこととなった。「観戦」をすっ飛ばして「ファンミーティング」なんてものに足を突

        樋口聖典というワイプ芸人

        • I NEED YOU (RM デモVer.)の、さらに"高音"が良すぎる件

        • 【反省文】BTS(防弾少年団)を通した歴史・差別問題とその解像度の変化

        • オタク文化の真理が共有できてないと感じた話

          人間どうしのままならなさを一文で表す

          「人が持つ悩みのほとんどは人間に起因している」と誰かが言っていて、ああ、確かにそうだ。と納得した記憶があるけど、それの上手い例えが見つからずヤキモキしていた頃に、とてもわかりやすい説明を実体験の中から手に入れた。 配偶者とよく喧嘩をする。私は自ら怒ることがあまり無いというか怒り方(感情の出し方)が分からないので、自分から率先して怒るような事があまりないが、配偶者の言っていることがあまりにも理不尽な場合は言い返すことで喧嘩に発展することが多い。 文字に起こすとくだらなすぎて

          人間どうしのままならなさを一文で表す

          音楽におけるメッセージ性とは

          必ずエモーショナルになってしまう曲というものがある。 ひとつは、くるりの「琥珀色の街、上海蟹の朝」。 もうひとつはIno Hidefumiの「Love Theme From Spartacus」。 あともうひとつ、インストの激エモ曲があるけど、アーティスト名と曲名が毎回思い出せず一苦労する。好きなのにキーワードが思い出せないので、人に伝える機会を逃しがちだけど、iTunesのシャッフルで突如回ってきた時に「こりゃ運命じゃ……」と、1人天を仰ぎ見る時間もなかなか好きなので

          音楽におけるメッセージ性とは

          理想と現実のナナメ下くらいを低空飛行する大人に私はなりたい

          思えば私も随分大人になったものだ。 20代中盤くらいまでは、本気で「1人暮らしをしたことないやつは甘い」だの「専業主婦(になった友人)と話が合わない」だの、考えただけで寒気がするようなことを、冗談を交えつつ、しかし割と本気で思ってしまっていたような気がする。 私は18歳で親元を離れたが、ならば、自分ひとりの力で生活できていたかといえば100%NOであり、逆に恥ずかしいほどのすねかじり虫であった。 親のスネはもう、無い。 己が他人をジャッジしている瞬間こそ他人からジャッ

          理想と現実のナナメ下くらいを低空飛行する大人に私はなりたい

          おっきな脳みそをシェアしている、と思っていた

          「これからこの脳みそを、一緒にシェアしましょうね」という時代になってしまったなあ、としみじみ思う。 今は削除してしまった2014,5年当時のブログにも同じ内容を投稿したのだが、こうも、やれインターネットだ、やれSNSだが人生を構成する大きな要素になってくると人格や思考回路まで同じ人間が量産されているような錯覚を覚える。しかもこのスピード感の中この情報量を、同時多発的に手に入れることができるわけだから、なんだかもう自分に対しても他人に対しても「その意見は、本当にあなた自身の意

          おっきな脳みそをシェアしている、と思っていた

          BANANAFISHのおかげで人生のリア充レベルが爆上がりした

          「オタクは1日にしてならず。生まれ落ちたその時からオタクはオタクの素質を持ち合わせており、その後関わる作品やどれほどの熱量のオタク共と関わるかによってオタクのレヴェルは如何様にも変化する。故にオタクは一生オタクなのである。人間が人間であるかのように」かの有名な某の言葉である。出典元は知らないがとても良い言葉だ。出典元は知らないが。 私は昔からオタク気質だった。中学生になり色気付いてきた幼馴染のぽんちゃんがドラッグストアでコスメに1000円を使う一方で、私は寂れたコンビニのガ

          BANANAFISHのおかげで人生のリア充レベルが爆上がりした

          「選択的夫婦別姓」を選択できたから敢えて同姓にして何者にもならない選択をした。

          もうずっと前から「選択的夫婦別姓」が論議されているけれど、"選択的"だと言っているにも関わらず、なぜこうも決断が下されないのか全くもって理解ができない。理解できなさすぎて私は考えるのをやめた。「カーズは考えることをやめた」 …オタクだからこういう引用をやりがちである。さて、強制力を持つ現行の「夫婦同姓」だが、例外として「国際結婚」においては、もうずっと昔から"夫婦別姓"である。 夫婦別姓を望む人・同姓を望む人、色々いていいと思う。しかし繰り返すが国際結婚においては"夫婦別

          「選択的夫婦別姓」を選択できたから敢えて同姓にして何者にもならない選択をした。

          拝啓 又吉直樹さま - 『人間』を受けて

          今日は昼から友人宅にビールをもらいに行く約束をしていたので、残り200ページほど残っていた昨晩からの読みかけの本を一気に読み終えた。朝の日課であるコーヒーを飲んでからの後半戦だったので膀胱は破裂しそうだったが、何と戦っているかはわからないけど、読了するまでトイレを我慢した。 昨日から下腹部に痛みがあった。最近心身共に疲れていたからか、些細な変化には鈍感になってしまっていた。 読み終えた。トイレに行った。用を足したあと股間を拭う。まだ生理予定日まで一週間ほどあるのにトイレット

          拝啓 又吉直樹さま - 『人間』を受けて