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短歌「罰と花」(7首)


アクセルを踏んだら見える舞い上がる枯葉のなかで踊る天使を


ねむったら天に行けると信じてるカレンダーに大きくバツマーク


春風を閉ざした窓に陽が射して無人の声をまだらに染める


青春は躁鬱病と仮定して黒い歴史につける花マル


クソエモい下校が窓から本を読む服役中のおれに射し込む


ごった煮の宿題を紙ヒコーキにした未来など知らないままで


未来図に載らないひとに手を振って階段を踏むどんな光であれ

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