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No.134 『HOYA』 鈴木CEOのおもしろコメント5選

HOYAの鈴木洋CEO。わたしが勝手に好きな経営者のひとりであることは以前の投稿でご紹介しました。良い意味で良い加減。言葉に本音と建前がない。経営のセンスが抜群に優れる・・・鈴木CEOを形容するポジティブな表現には枚挙にいとまがありません。

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第3四半期決算説明会の音声配信でもその魅力の一端が表れておりました。印象に残ったコメントを列挙してみましょう。鈴木CEOのちょっと怖い側面も垣間見ることができます。

① みなさん、いろんな場所からミーティングに参加されていると思います。わたしは今、新宿にいるんですけど、雪が降ってきたみたいですね。早く帰りたいので、質問はしないようにしてください

② (決算説明会資料に)自社株買いの「第2弾」って書いてあるけどさ、これは「第3弾」もやれっていうIRから経営陣へのプレッシャーなわけ

③ コンタクトレンズは(一過性要因で)前年よりも改善しているように見えるけど、市場全般として10%くらい落ちているかなと、あるべき姿から考えると。これはほぼほぼテレワーク要因かなと思っています。首都圏の商業施設に入っているような店舗で、若い年齢層の女性の売上が落ちているのがはっきり見えているから。その意味では化粧品の動向とほぼ同じと考えています

④ (メガネ、コンタクト、内視鏡など)3Qにお金を使ってシェアを取らないといけないと思ってたけど、リモートワークなんかがあって、正直なところ思うようには運ばなかった。でも、そんなこと言ってられないんで、営業マンをぶっ叩いて客のところに行かせて競合からシェアを取らないと。4Qはこれをきちんとやりたいと思います

⑤ デジカメメーカーがさ、在庫が減ったのでまた生産を増やしたいとか言うから少し困ってます。なんで強気になれるのか不思議でしょうがない。せっかく筋トレしてこっちは体を作っているのに、「飲みに行こうよ」って誘いに来るようなことはやめてよねと思う。でも、供給しないわけにはいかないからね

これまで数多くの決算説明会に参加してきましたが、鈴木CEOほどに自分の言葉で環境や戦略を表現する経営者は非常に珍しいように思います。ただ原稿を棒読みするだけの企業はHOYAの自由演技を少しは見習えばいいのに。経営の臨場感をリアルに味わっているのは誰でもない企業自身なのだから。本来ならば、いくらでも楽しく面白く話せるはずでしょう。それとも、実際につまらないと思って経営しているのかしら。それならすぐにやめてしまえばいいのに。なんちゃって。

いずれにしても、決算説明会というのはいろんなことを考えさせてくれる貴重なインプットの機会ではあります。むしろ開催していただけるだけでもありがたい。非難するばかりではなく、そんな感謝の気持ちも忘れてはいけませんね。週明けから少しだけ反省。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

出所:鈴木CEOの写真はHOYAのホームページから抜粋しました


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