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ドトールに行きたい。

最近、フィリピンのカフェや買い物も一人で行けるようになったし、語学学校の20回レッスンチケットを購入し、通うことも始めた。

夫の海外赴任に帯同しているわけだけれども、自分なりに何か見つけたい、それなりに充実した毎日を過ごしたい、と思っている。

でもやっぱり定期的に浮かぶ。
日本に帰りたいなあ。

こちらでも楽しんでいますよー!不便なこともあるけれど、頑張っていますよー!ということの表明になるのではないかという気持ちで、「日本に帰りたい」は余り考えないようにしていたけれど、やっぱり帰りたいのだ。
(一時帰国という意味ではなく、日本の暮らしに戻りたい)

夫と一緒に、ここはまた来てもいいね、と言った場所を見つけたり、この食べ物は次回は買うのやめよ、と実際に食べて試してみたり、そういう時は楽しい。
だが、仕事の都合で帰りが遅く、朝見送った以降遅くまで一人であるとか、ましてや夫が出張で数日居ない時は、「あれ、私ってフィリピンで一人暮らししてたっけ?」となる。
夫婦二人且つ、私は働いていないので、家事もすぐ終わる。
料理が好きなので、パンを捏ねたり、最近は蒸しパン系(肉まんなども含む)にもハマって色々作ったりするけれど、何時間もかかるものではない。
YouTubeやNetflixも見るけど、そんなにずっと見てられる性格でもない。
暇だなーと思うことが増えた。

日本にいた時は、なんとなくフラフラするのが好きで、図書館に行ったり、カフェで本を読んだり、お気に入りの雑貨屋に食器を見に行ったり、勿論友人に会ったりしていた。
電車に乗って、いつでもどこでも行けた。

フィリピンはまだまだ交通網が発達しておらず、基本は車移動。
車の量も交通ルールも凄まじい(悪い意味で)ので、ドライバーさんに運転してもらう。前日あたりには車を使う予定を知らせておく必要がある。
すぐにパッと出かけられないのが、自分としてはかなりマイナスポイント。

フラッと気軽に動けないのだ。

日本に帰りたい、と思うと同時に、ドトールに行きたい、と思う。
(私はドトールのヘビーユーザーだ。カフェに困ったらドトールなのだ。)
丁度いい値段のコーヒー、季節によって変わるミラノサンド、ミラノサンドのフランスパンでもなくコッペパンでもないあのパン、年に1回ほど無性に食べたくなるミルクレープ。
そしてフラッと気軽に入れるあの感じ。

日本に帰る=自由に気軽に動ける、なのかもしれない。

夜だし、夫の帰りが遅い日だし、で少々後ろ向きな気持ちになっていることは否めない。
そういう風に思うのは申し訳ないとか、夫の方が仕事を頑張っていて云々とかはもう全部一旦置いておいて、「そういう風」に思ってしまうのも含めて私の帯同生活なんだと考えることにする。

まずは語学学校のチケットを全て消費することを目標に。
そしてドトールを「帰国したら行きたいところリスト」に入れて。

今日は遅くなりそうだなあ、と言っていた夫を待つこととします。

(ドトールの写真があるかと思っていたらエクセルシオールでした。エクセルも行きたいなあ…)


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