見出し画像

読書と音楽がとってもたのしい

・2017年のおわりに近づくころから、本を頻繁に買うようになった。すぐに欲しいときにはKindleで買ったり、手元に残しておきたいと思った本は大きめの本屋さんで買ったり、何かぶらりと探したいときはBOOKOFFで買ったり。活字中毒というよりも、インターネットばかり見ていたらいけないと思っているというのが正しいかもしれない。本を読んでいると、登場人物を通して「自分はどうだろうか?」と考えることが多くなってきて、それが今の自分にとって良いことだなと思っている。今同時進行で読んでいる本は、11冊。そのうち8割が小説。

・「読書管理ビブリア」という読書アプリが、すごく使い勝手がよくて好き。バーコード検索で、本の後ろにあるバーコードをかざすと一瞬で読み取ってくれるし、タイトル検索をしてもすぐに探してた本がパッと出てくる。それだけでいいなぁと思う。今何の本読んでるのか、と、これから何の本読みたいのか。メモと感想、★いくつかを書き留めておくことができる(けど、自分はあくまでリストとして使っている)。

・今、原田マハさんの「本日は、お日柄もよく」を読んでいる。スピーチライターのお話。昨日夜に買って、半分ぐらいまで読んだ。実は原田マハさんの小説はこれまで読んだことがなかったけれど、こんなにさらりと、するりと、ことばを泳いでいくように書く人なんだなと思って、他の小説も読みたくなってしまった。そういえば誰かが「昔から活躍している人の新作から好きになったら、読みきれないほど過去作品があるという幸せな出会いになるんだよ」と言っていたのを思い出した。

「無駄な枕詞は極力避ける。いきなりエピソードから始めもいい。結論を先に言ってしまってもいい。とにかく、最初のフレーズがどんなふうに聴衆の耳に届くか、それでそのスピーチの印象が決まる。聴衆を煽る激しい言葉や、あまりに力強いフレーズは避ける。あくまでも、静かに、けれど心を打つ入り口を作る」
「どんなに一生懸命書いて読んでも、広く一般に受け入れられない限り、言葉の効力って限定的なものだろ言葉っていうのは、操れなくちゃだめなんだ、って、おれも最近ようやくわかってきた」

向井太一(むかい・たいち)さんを、Spotify経由で知った。正確には、もう少し前に名前を知っていたけど、なぜか、聞いたことはなかった。はじめて聞いた彼の声は、ゆったりな音楽に乗って、かろやかに歌うなぁと思った。特に、この曲を聴きながら、「本日は、お日柄もよく」を読んでいると、ウキウキしてくる。音楽につられて、続きが読みたくなってくる。

「FLY」も好きだなぁ。とにかく、声がいいんだよなぁ。

・以上、「・」を使って、最近起きていることをまとめて書いてみた。こういうの、楽でいいな。どれもつながっているわけではないけど、自分の“今”には変わらないから。

(Photo by NordWood Themes on Unsplash)

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートは新しいサブスクを試すための資金にさせていただきます!