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仕事をしながら毎月10冊以上読む方法と、そのために欠かせないツール【#15】※Notionテンプレ付

社会人になると、「本を読めなくなった…」という声をよく耳にします。知り合いにおすすめの本を尋ねても、「あまり読めていない」という返事が多いのが現状です。

自分自身は読書家とは言えませんが、意外と本を読む時間をつくれていることに気づきました。周りの人から「どうやって読書時間を見つけているの?」とよく聞かれるので、この記事では、試行錯誤の末に行き着いた現在の読書スタイルを紹介したいと思います!

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今読みたい・読むべきと思う本だけに絞る

1. 読みたい本をリストアップする

まずは、読みたいと思う本をひとつの場所(Notion)にリストアップします。誰かに薦めてもらった本やSNSで紹介されていた本でもOKです(ビジネス書だったら、もとやまさんぶっくまさんがフォローおすすめです)。今日、本屋大賞の受賞作が発表されたので、その本をピックアップするのもよさそうです。

2. Notionに記録する

読みたい本は、Notionの読書用データベースにとりあえず追加しておきます(Amazonのウィッシュリストに入れることもあります)。そのとき、梶谷さんが過去にnoteで紹介していた「この本を読むときの"問い"」を入れています。そうすることで、なんでこの本を読んでいるんだっけ?と目的が明確になります。

問いを15個ぐらいに分類しました
(メンバーシップ参加者限定で「読書ログ」Notionテンプレートを配布します)

3. 今読むべきかどうかで数を絞る

その中から自分が「今読みたい」「今読むべき」という観点から本の数を絞ります。読みたい本がたくさんあって、どれから読もうか途方にくれてしまい、SNSを見てしまう…という流れに陥らないために、次に読む本をリストアップしておきます。時間が空いたらこの本を読む、というような感じです。「タスクシュート」の考え方を活用して、1分以上読んだらチェックを付けるようにしています。

自分の場合、10冊以上同時並行で読むとさすがに分からなくなるので、だいたい5,6冊ぐらいにしています。ビジネス書や小説など、全然ジャンルが違う本を混ぜておくといい感じです。

WorkFlowyで読みたい本をリストアップしておき、読んだらチェックをつける

4. 今読むべき本を買う

今読みたい本をリストアップし終えた後は、本を買います。ハード本も買うことはありますが、基本はKindle(電子書籍)で買います。読みたい本をすぐに読み進めるには、本を常に開ける状態にするのがベター。ハード本だと常に荷物に入れておかないといけないのがネックになるので、電子書籍のほうを優先して買っています。

5. 買った当日中に数ページ読む

そして、買ってから当日中に、必ず数ページは読むことを徹底しています。あとで読もうと思うと結局読まないので、買った瞬間に「はじめに」と目次まで読むようにしています。そうすると全体マップを見れるので、なんとなくその本がどこに向かうのかわかるようになるからです。

6. 数ページでいいから毎日読み進める

買った後は、細切れ時間でどんどん読んでいくだけ。自分の場合、以下の時間帯でスマホアプリのKindleで読んでいます。

  • 朝起きたとき(ベッドで)

  • 電車の中で

  • 仕事の昼休み中に

  • トイレで

  • 仕事終わりに

  • 湯船に浸かりながら

  • 料理中に(何かを待っている間)

  • 寝る前に(ベッドで)

机に座ってメモを取りながら本を読むのは仕事終わりぐらいじゃないとできないので、基本は「とにかく読み進める」というスタンスでやっています。

正直、このぐらいのスタンスをOKとしないと読み進められません。まずは通読する。それから再読するときにメモを取りながら読み直す、というふうにしています。Notionでも、読書の進捗ステータスを付ける際に、読み直す本は「再読」とつけて読み直す本かどうか分かるようにしています。

最近は、料理中や電車での移動中にAudibleを聞くことも増えました。

月額1,500円でいろんな本を聴くことができるサービスで、小説やビジネス書、ポッドキャストなど、幅広いコンテンツを聴くことができます。スマホの画面を見なくてもいいので、内容に集中できるのもいいです。先週は、『リカバリー・カバヒコ』を聴きました。最新作も結構早いタイミングで公開されるのもうれしいです。

そうやって、短い時間でどんどん読み進めることで、本を読んでいます。普段使っているデバイスは、この3つ。基本縦型デバイスで読んでいます。目線の移動がほとんど無いので、読み進められてる感があります。

  1. iPhone(Kindle for iOS)

  2. BOOX Palma

  3. Mac(Kindle for Mac)


ついやってしまうことをツールを使って避ける

それでは、その細切れ時間をどうやってつくるか。時間はついSNSを見てしまうことは避けられないのですが、ツールの力を使って意識的に引き離すようにしています。具体的には以下の2つです。

  1. one secでSNSを見ないようにする

  2. 記録用のカレンダーにやったことを記録する

1. one secでSNSを見ないようにする

以前紹介した「one sec」というアプリを使って、SNSにアクセスしようとすると10秒間待たせるように設定しています。10秒という時間がまた厄介で、もういいかと思わせてくれます。

2. 記録用のカレンダーにやったことを記録する

あとは、Googleカレンダーに「記録用」の新規カレンダーをつくり、その時間に何をやったのかを記録しています。SNSを見ていたという時間を強制的に記録しないといけなくなるため、ついつい見ていると自制がかかるようになります。(最近はあんまり丁寧に記録できていませんが…)


そんな感じで、日々本を読んでいます。1回目はとにかく読み終えることを目標にして読んでいます。気になった箇所があったら、Kindle本の場合はハイライトをつけ、ハード本の場合はドッグイヤーをつけておいて、後で振り返りができるようにしています。

https://read.amazon.co.jp/notebook

「まとまった時間は取れない」という前提で、少しずつでいいから読み進めるというやり方にしたらいい感じに読めるようになったので、普段の本を読む流れをまとめてみました。誰かの役に立ったらうれしいです!


この先含まれる以下のコンテンツに関しては、Tool Journal参加者限定での閲覧とさせていただきます。

  • 読書用Notionテンプレート

  • 2024年に読んだ本(34冊)

今後、「ショートカットキーまとめ」や「スマホでレタッチする方法」、「プライベートでのSlack活用方法」など、いろいろなコンテンツを企画中です!

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次回4/17(水)のテーマは「自作キーボードの沼にハマってみた」
分離型キーボードのCorne V4 Cherryを購入してから、キーキャップ・キースイッチなど、自作キーボード界隈の情報をいろいろ調べるようになりました。実際に試行錯誤しながらやってみたことをまとめてみようと思います。

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