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フルリモート演劇 「ありのままに生きろ。今」 鑑賞レビュー 2021/05/21

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【写真引用元】
img/5月 「ありのままに生きろ。今」公式Twitter
https://twitter.com/ariima2021/status/1395298301533032449/photo/1

公演タイトル:「ありのままに生きろ。今」
劇団:img
劇場:フルリモート
脚本・演出:八重島ツカサ
出演:神志那結衣、根岸拓哉、青木陽菜、飛鳥凛、小田あさ美、小磯一斉、池澤汐音、宮田祐奈、天音里菜、青地洋、須崎真緒、原田達也、山口祐介、月見里りた
公演期間:5/19〜5/25
上演時間:約90分
作品キーワード:オンライン演劇、群像劇、就活
個人満足度:★★★★★☆☆☆☆☆


以前から気になっていた谷口航季さんが主宰する、YouTube作品に注力してきた演劇団体imgのオンライン公演を鑑賞。

ヒロインに「HKT48、劇団はじめました」(略して「劇はじ」)に出演していたHKT48の神志那結衣さんを迎え、仮面ライダーエグゼイドに出演していた根岸拓哉さんなど豪華な若手俳優を起用しての作品。

「面接」「社会に選ばれること」をテーマとして、就活生、大学受験生、採用面接官、売れない女優などの立場から、ありのままの自分とは何か、自分がやりたいことは何かといった誰もが若い頃にはぶち当たる「壁」を、オンライン演劇という制約を巧みに活かして作られた群像劇だった。
かなり心に響く台詞が多くて、画面越しでも役者たちが熱く語る場面の迫力には心動かされた。

どうしてもオンライン演劇の先駆者の劇団ノーミーツと比較してしまうのだが、カメラの入れ方や見せ方といった技術的な部分においてはノーミーツに軍配が上がるものの、脚本が訴えるメッセージ性だったり役者の演技だったりといったドラマ性においては、imgの方が個人的には高いと感じた。
オンライン演劇のエンタメ性はノーミーツ、ドラマ性はimgといった感じ。

今後もオンライン演劇のニーズはあると思っているので、今後の活躍を期待したい団体。

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【鑑賞動機】

img未来手帳チャンネルというYouTubeチャンネルがあり、そこで舞台俳優たちが即興で一人芝居を演じた映像作品があがっている。凄く役者の演技と脚本が胸に残るものが多くてよく視聴していたのだが、その団体がオンライン演劇で旗揚げ公演を行うと聞いて視聴することにした。
劇はじの神志那結衣さん、AbemaTVの「恋愛ドラマな恋がしたい」に出演していた根岸拓哉さん、企画演劇集団ボクラ団義の「鏡二映ラナイ女、記憶二残ラナイ男」に出演していた池澤汐音さんなど知っているキャストが多かった点も観劇の決め手。


【ストーリー・内容】(※ネタバレあり)

この作品は群像劇なので、物語の進行上は異なる人物の周りで起きる出来事が同時進行で描かれているのだが、書きやすさを優先してここではストーリーの進行関係なく、登場人物ごとにシナリオを追うことにする。

TalkHomeというオンラインでユーザーと話をすることが出来るサービスでコミュニティを築いていた早稲田大学の就活生である佐藤しおり(神志那結衣)は、なかなか面接で上手くいかず、多くの会社から不採用を通知されている話をした。そこで、コミュニティで繋がった友人であるひちゃこ(小田あさ美)から嘘を付いて着飾ることも大事と告げられる。

一方、桐山カナ(飛鳥凛)は、15年間も売れない女優をやり続けて29歳になってもブレイクしない自分に嫌気がさしていたが、映画監督の大津敏郎(青地洋)の映画のヒロインのオーディションを受けることになる。オーディションでは、オンライン越しで服を脱げなどと無茶振りをされるが、本当に脱ごうとしたりと変わった部分を気に入られたためか合格することになる。
しかし、コロナ禍によってその映画の製作自体が中止となってしまう。
カナはインスタライブなどでファンとの繋がりは大事にするものの、女優の道は諦めたいとこぼすカナに対して、マネージャーの西野奈々佳(天音里菜)は夢を諦めるなと激怒する。

早稲田大学を目指している頭の良い女子高生の高橋千夏(青木陽菜)。彼女は母親を助けるために良い大学へ行って良い会社へ勤めようと受験勉強を頑張ろうとしたが、父親で映画監督の大津敏郎の言葉にも看過され、声優になりたいという夢を諦められずにいた。
千夏は受験勉強をしながら人形劇にも出演していて、高校の先輩の関谷昴(池澤汐音)に自分が声優になりたいという夢を打ち明ける。そして家庭教師の吉原久美子(宮田祐奈)にも声優になりたいという夢を打ち明け、大学へ通いながらでも声優を目指すことは出来ると背中を押して貰うことになる。
千夏は中途半端に参加していた人形劇への出演を辞退する。しかし、元々昴は俳優志望で頑張っており、自分よりも人形劇で上手く演じていた役を降りてしまうという決断に腹を立てた。昴は器用に熟す千夏が羨ましくて彼女に嫉妬していた。

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工藤薫(根岸拓哉)は、関谷忍(小磯一斉)の元で会社の採用面接官をやっていた。しかし、人のどんな一面を見て採用してよいのか分からずにいた。母から貰ったアドバイスとしては、挨拶が出来ること、自分の言葉で語っていること、そしてその人と一緒に働きたいと思うかどうかだと進言した。上司の忍に採用のポイントを聞いてもそれらしい答えは得られなかった。
面接があった。3人面接をしたうち、一人は履歴書が全て嘘であることが発覚して選考から除かれることになった。その嘘の履歴書を書いたのは佐藤しおりだった。

薫は、自分をどうして採用したのか忍に尋ねた。薫を採用したのは福永寿子(小田あさ美)で、福永は金髪というコンプレックスを抱えながら生きる辛さを吐露したことによって、一緒に働きたいと思ったから採用したと言った。
そして薫は、22歳で結婚して家族ができ家族を養っていかなければならないからという気持ちから採用されたと聞いた。

そこへ、しおりからメールで嘘の履歴書への謝罪の動画が添付されていた。
彼女は多くの会社に嘘の履歴書を送っていた。自分はなにもない人生だった。ただずっと勉強していた、趣味があるわけでもなかった。勉強していれば良い暮らしが出来ると思っていた。しかし違った。渋谷でハロウィーンで馬鹿みたいに仮装しているゼミの同期の方がよっぽど早く内定を貰っていた。自分は勉強してきても何にもならなかった、裏切られたと吐露していた。
薫はしおりともう一度面接をすることになって、彼女のありのままの姿を目にし、彼女の言葉を聞いた。

千夏は早稲田大学へ合格し、大学へ通いながら声優活動をした。薫は妻に子供を作りたいと言った。そしてしおりは内定を貰い福永から「ありのままを生きろ。今」の書籍を継承した。ここで物語は終了。

就活生の佐藤しおりのエピソードを中心として、採用面接官の工藤薫、大学受験勉強中だが声優も目指したい女子高校生の高橋千夏、15年間売れずにブレイクすることのなかった女優の桐山カナの4人が、それぞれ面接、受験、オーディションといった選ぶ・選ばれる側の人間の立場となり、自分がどう生きていきたいのか、どうしたいのかを問われる誰もが通る登竜門のようなエピソードが散りばめられているので、特に今を生きる若者であれば刺さる内容だったのではないかと思う。
個人的には、桐谷カナのその後があまり描かれていなかったことに違和感を感じていたが、その他のメイン人物に関しては、彼らが抱える悩みや葛藤は痛いくらいこちら側にも伝わってくる上、それぞれの人物たちが発する言葉に胸に刻み込まれるような名ゼリフが多かったので、かなり心を揺さぶられる場面は多かった。
特に就活生の佐藤しおりの立場は、基本物語ではこういった意識高い系は煙たがられる扱いで悪者にされる事が多いが、そこを敢えて主人公として描ききっている点に作品の魅力を感じた。

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【写真引用元】
img/5月 「ありのままに生きろ。今」公式Twitter
https://twitter.com/ariima2021/status/1395298301533032449/photo/2


【世界観・演出】(※ネタバレあり)

オンライン演劇だったので、ここではカメラワークと音響、その他の演出部分についてふれていきたいと思う。

まずはカメラワーク。今回の作品で印象に残った演出は、群像劇であるということを活かして、画面上で2つの出来事を同時進行に描いたシーンを導入している点で、劇団ノーミーツにはない技術面における工夫がなされていた。
例えば、とある二人(誰だか忘れた)がオンライン画面上で会話していて、その真下で異なる二人がオンライン画面で登場して会話を始める。当然両方が同時に会話を始めると声が被って聞き取れなくなるので、画面上部の二人の会話が一言行われた後に、画面下部の二人の会話が一言行われるといった演出だった。
ただこれには賛否両論あるのではないかと私は思った。生舞台ならば、同じ舞台上で複数の異なる会話が聞こえてきたとしても演出として成立するが(青年団の「東京ノート」がそうだった)、オンライン画面上となるといささか混乱が生じた。今2つの会話がどのように展開されているのか、話が追いにくく感じた。
ですので、これは個人的な気づきでもあったのだが、オンライン演劇だと生の舞台で成立するような同時発話的な演出はやはり難しいと、音声なので声を被らせないようにずらして発話したとしても、内容を汲み取りづらかったというのが個人的見解である。

次に音響、音響というより音楽。
曲名はちょっと分からなかったが、OP時に流れたロック系の音楽がまず胸熱で、この曲がかかったタイミングで一気に作品にのめり込めたので選曲として好きだった。
それから、EDの「柊の花」が素晴らしい楽曲。「柊の花」は澤田真里愛さんという舞台女優が歌っているのだが、こちらの楽曲は以前imgの生舞台で「ありのままを生きろ。今」を上演した際にも使用されている。澤田さんの透き通るような歌声が響き、劇中の登場人物それぞれが「面接」を通過して自分らしくやりたいことに打ち込んでいくエンドロールにぴったりの楽曲になっている。素晴らしかった。


そして、その他の演出部分でピックアップしたいものを取り上げる。
まず、TalkHomeの背景画面と右上に表示されるアイコンがポップで可愛らしかった。ただ、劇団ノーミーツのクオリティには及ばないかなと。今作品を鑑賞してオンライ演劇はいかに画面のビジュアルもこだわれるかって大事だと再認識したので、デザイン部分に関しても力を入れて欲しいと思ったのは個人的感想。
次に、桐山カナが映画監督の大津の前で服を脱ぎ始めようとするドキッとさせる演出も印象に残った。まさか本当には脱がないよなとも思いながらも、観る側をドキッとさせる演出は食い入ってしまう。
次に、吉原久美子先生の部屋の背景にラブライブのポスターが貼ってある演出。千夏はそれを見て、アニメに元気を貰っている先生を見て自分も声優として頑張りたいという思いを思い起こされ、苦しむ場面が個人的には好き。
桐山カナが、ピストルを画面に向けて撃つ演技をすることによって、画面上に映っている複数人のキャストたちが撃たれる演出(赤いエフェクトがかかって倒れていく)がユニークだった。ウォーキングデッドらしが一瞬あって印象に残った。
個人的に一番好きだった演出が、佐藤しおりが嘘の履歴書を大量に作成して背後のホワイトボード一面に貼っておき、それを一気に破り捨てる演技。しおりの就活が上手くいかなくて自暴自棄になった姿に哀れみを感じると同時に、暴走し始める感じに怖さも感じられた。演出として素晴らしかった。

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【キャスト・キャラクター】(※ネタバレあり)

オンライン越しからでも熱量が伝わってくるくらい役者の演技は皆素晴らしかった。心に響く台詞が多い分、役者たちの言葉から感動させられるシーンは多々あって、その点が今作品の一番の醍醐味だと感じている。
印象に残った役者をピックアップして紹介する。

まずは主人公の早稲田大学の学生で就活が上手くいっていない勉強一本だった佐藤しおり役を演じたHKT48の神志那結衣さん。彼女は「劇はじ」の「不本意アンロック」にも出演されていたが、メインキャストではなく終盤で少し登場するような役だったので、あまり印象には残っていなかったのだが、ちょっと暗くて性格の悪そうな感じの女性役だった印象。
今作品でも、ずっと勉強していて渋谷でハロウィーンのコスプレしているような陽キャに対して冷たい視線を向けて見下すような、ちょっと性格的にも難ありな役柄。こういうキャラクターって作品の中でも脇役で嫌な奴的ポジションで描かれることが多いのだが、そこを敢えて主人公にして、ずっと勉強一本の自分がいて勉強にも裏切られたみたいな正直な言葉を言うことによって、人々の共感を得るという落とし方というのが新鮮で面白かった。自然と、彼女のキャラクターを容認出来てしまうカラクリがそこにはあった。
そしてそれを見事に演じきっていた神志那さんも素晴らしい。彼女はこういう根暗なキャラクターが凄く似合う(褒めてます笑)。谷口さんも「劇はじ」の「不本意アンロック」での役を見て、今作のしおり役を彼女に決めたと口にしていたが、非常に的を得た配役だと思った。
この作品は、本当に大学時代まで勉強一本で頑張ってきた若者とかにも見て欲しい、きっと救われる。

次は面接官の工藤薫役を演じた根岸拓哉さん。爽やかでクールなイケメンという感じ。非常に冷静で真面目で、これは上司の関谷忍に気に入られるだろうなという格好良い男性の役。
根岸さんの配役も物凄く適切だった、工藤薫のシーンが個人的には観ていて一番落ち着くというか一番惹き込まれたかもしれない。安定感があって、彼の心境が一番自分と等身大でもあったりしてグッときた。
上司の関谷忍に人のどこを見て採用したら良いか相談するあたりとか凄く好き。分からないことに正直でまっすぐで、自分なりの答えを見つけにいく真摯な姿が印象に残る。

そして今回のキャストの中で一番可能性を感じたのは、女子高生の高橋千夏役を演じた青木陽菜さん。青木さんは調べたところ声優をやってらっしゃる方のようだが、とにかく大人しくて成績優秀だけど自分の殻にまだ閉じこもっていて苦しい思いをしている、垢抜けてない感じを出す役が非常に上手かった。
吉原先生と1対1の面接練習をしている時の涙ぐむ姿とか、父で映画監督の大津に方言を使って相談するシーンとか、全てが愛おしくて観客全員が心動かされたに違いない。彼女だけで飽きさせないシーンを作り出すことが出来る。
今度はもっと垢抜けた明るいキャラクターを演じる青木陽菜さんを観てみたい。

工藤薫の妻で、桐山カナのマネージャーである西野奈々佳役の天音里菜さんも素晴らしかった。特に心動かされたのは、桐山が女優を諦めようとした時に「マネージャーなんだから応援していて当然でしょ」的な発言で激怒して、必死で女優を辞めさせなかった姿。あの気持って凄くよく分かる。自分も推し役者がいるので、コロナ禍において役者を辞めたいみたいな発言をしたら、このマネージャーと同じ気持ちになると思う。そういった意味で、自分の気持ちと凄くシンクロしたので心に響いた。
それと、最後のプリンを一気に口に頬張るシーンも良かった。素敵な女優さん。

最後に、映画監督の大津敏郎役を演じた青地洋さん。彼のあの人を寄せ付けない何を考えているか分からないような怪しいオーラを出す演技が非常に魅力的だった。
特に桐山とのオーディションのシーンで、桐山に緊張感を与えるような厳しい感じを出してくるあたりが凄く良い。観ているこちら側もオーディションの緊張感が伝わってきて見応えのあるシーンの一つだった。
それとは対照的に、娘の高橋千夏とのシーンでは娘に媚びるというか娘に対する接し方は違うんだなと、父親としての愛を感じて非常にギャップのあるキャラクター性が魅力的に感じた。「好きなことをやれ」素晴らしい言葉。

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【舞台の考察】(※ネタバレあり)

ここでは、作品自体の考察とimgとしてのオンライン演劇としての考察の2点について書いていけたらと思う。

まずは作品に関しての考察から。
この作品を鑑賞してみて思ったのが、有名大学に入学したものの就活が全然上手くいかない、正直遊んでいる人間たちを見下しているような勉強一本の女性を主人公に据える点が非常に珍しいと感じたことである。
「就活」をテーマにした作品で有名なのは朝井リョウさんが原作を書いた「何者」があるが、この作品に登場する小早川理香(映画版だと二階堂ふみさんが演じている)が今作の佐藤しおりに近いキャラクター設定だと思うが、「何者」では小早川理香はかなり意識高い系というか観客にとって敬遠したくなるようなキャラとして描いている。
一方で今作では、その勉強一本の意識高い系で人を見下すような、ちょっと敬遠したくなるようなキャラを敢えて主人公に置いて、そのキャラクターが最後に自分のありのままをさらけ出すことによって、観客に彼女への同情を感じさせる設定が非常に面白いと感じた。
たしかに、基本的にはこういうキャラは嫌われ者扱いされそうだが、ありのままの自分をさらけ出すことによって、非常に親近感が湧くし、観客側の自分がもし工藤薫のような面接官の立場だったら、たしかに採用したくなるような、そんな感情に上手くさせられると思った。
ここの部分に関しては、非常にこの作品の脚本という観点で上手く出来ていると思った。人が選ぶ・人に選ばれるとはまさにこういうことなんだと、強く感じられて就活生とかには是非観て欲しいと思った。


そして、オンライン演劇としての考察。
冒頭にも書いた通り、エンタメ性であったりデザインであったり、カメラワークの技術といった意味では劇団ノーミーツに軍配は上がると思う。しかし、今作の脚本のドラマ性は素晴らしいものでオンラインという画面越しから心動かされるようなドラマの伝わり方で言ったらimgに軍配は上がると思った。
「ありのままに生きろ。今」は以前生の舞台でも上演され定評があったくらいの作品なので、その脚本力に依存して今回のオンライン演劇も成功している節がある。次回、またimgがオンライン演劇として劇団ノーミーツに匹敵するくらいの作品を作るのであれば、「オンライン演劇としてのカメラワーク、デザイン部分の技術の向上」と「今作と同等または今作以上のドラマ性を持った作品での配信」の2つの条件をクリアしないといけないと思う。
この2つのハードルは結構難しいと思う。劇団ノーミーツほど技術面に強い人材がいるような感じもないし、ハイクオリティな脚本を書き続けることも難しい。
ただオンライン演劇はこれから成長して欲しい分野ではあるので、imgにもこれからの活躍を期待したいと思う。

余談であるが、imgの主宰の谷口航季さんはかなり劇団ノーミーツを意識している。以下のようなツイートをしている。


そして、ノーミーツの水落大さんが今作を鑑賞していた模様である。ノーミーツとimg、お互い切磋琢磨してオンライン演劇業界を切り開いて行って欲しい。


↓神志那結衣さん過去出演公演

↓池澤汐音さん過去出演公演


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