芳田 健一

野口整体をベースとした整体院「芳田整体」代表。 ブログはホームページ内に移転しましたが…

芳田 健一

野口整体をベースとした整体院「芳田整体」代表。 ブログはホームページ内に移転しましたが、コロナ関連の記事はnoteに書いています。 ホームページはこちら→https://www.yoshidaseitai.com/

最近の記事

5月の特別講座③ 「5月から始める梅雨の身体の調整法」

5月の特別講座3つ目です。 5月5日(日)「5月からはじめる梅雨の身体の調整法」 湿気の多い梅雨は腎臓に負担がかかり、腎臓の疲れが原因で腰痛や膝痛、耳鳴りなどさまざまな症状が現れます。 日本の季節は梅雨を含めた五季と考えて、早めに調整しておくことが大切です。この講座では主に腎臓、リンパの調整法をセルフケアを中心に学びます。梅雨が苦手な方やむくみやすいといった方におすすめ講座です。 日時 5月5日(日) 14時〜16時30分 会費 4,000円 持ち物 ハンカチ、替えの靴

    • 5月の特別講座② 「呼吸の質を高めるレッスン」

      5月の特別講座2つ目です。 5月4日(土)「呼吸の質を高めるレッスン」 深い呼吸が良いというものの、実際何に良くて、どういう身体なら深い呼吸が出来るかといったことはあまり知られてはいません。 この講座では呼吸が浅くなる身体の要因とその改善のためのセルフケアを学びます。ヨガやピラティスのレッスン感覚でご参加ください。 ・胸部、腹部の緊張を弛める ・身体を動かして呼吸を深める ・呼吸で背骨を動かす ・身体をゆるめる呼吸法 ・身体を鍛える呼吸法 など 日時 5月4日(土)

      • 5月の特別講座① 「野口整体をゆる〜く生活に取り入れる」

        5月の連休中に講座を3つ開催します。 5月3日(金)「野口整体をゆる〜く生活に取り入れる」 「書籍やYouTubeなどで野口整体を知ったけれど、実際はどういうものなのかわからない」という方も多いでしょう。敷居が高そうで講座には行きにくいという方も多いのですが、この講座では簡単に取り入れやすい整体のセルフケアを中心にご紹介します。 目の疲れや食べ過ぎといった生活習慣と腰痛や肩こりなどの症状との関係、季節ごとの身体の特徴とケア方法、楽な身体の使い方などを学びます。野口整体を

        • 不調に名前がつくということ ー磯野真穂さんのブログを読んでふりかえる過去ー

          人類学者の磯野真穂さんは、感染対策を理由に生活が制限・監視されていく危機感を2020年4月の段階で言葉にしていた数少ない人です。 そんな磯野さんが23年9月に書かれたブログを最近読み、似たような思いをしたことがあるのでふり返ってみます。 磯野さんのブログ内容紹介【磯野さんのブログ内容を簡単に紹介、引用しておきます】 何度も風邪をひきやすく、ひくと長引く。具合の悪い日が多かった磯野さんを周りの人は特別心配することはなかったが、コロナ感染後は以前と比べ物にならないほど周りが心

        5月の特別講座③ 「5月から始める梅雨の身体の調整法」

          心理現象としてのコロナ

          受身な心とコロナ「コロナはただの風邪ではなかった」と報告する人が今もいます。 本人はウイルスの性質に違いがあると思っているけれども、「コロナがどれだけ臓器や脳にダメージを与えるか」という恐ろしい情報だけをネットで集めに集め、マスクと予防接種で防御しようと心身を萎縮させ、そして感染したら「熱が下がらなかったらどうしよう、重症化したらどうしよう、後遺症が残るかもしれない」とますます体を強張らせ、同居家族にうつさないよう隔離し、トイレを使うたびに消毒する。そんな風に極限まで神経を

          心理現象としてのコロナ

          正しさからの解放

          猛威を振るう屁理屈ツイッターのタイムラインが2つに分かれて情報過剰に拍車がかかったという記事を以前書きましたが、もう一つ目に付くようになったものがコミュニティノートです。 「こんなニュースにこんなクソ真面目な補足いるか?」と思うのは私だけでしょうか?その他にも、「コミュニティーノートは誤解されやすい情報に背景情報をつけるだけでファクトチェックではない」にも関わらず、実際は「記事に誤りがあります、デマを流布しています」というようにファクトチェック的に使われています。 ここ

          正しさからの解放

          健康からの解放

          健康の追い求め過ぎは不健康少し前にツイッターの閲覧制限が話題になりました。無課金ユーザーは1日600件の制限がかけられるという記事を見て「そもそも600件も見ないだろう」と思ったのですが、「1000人以上フォローしてるのに上限が600件になるのは困る!」という人がいて驚きました。 数ヶ月前からツイッターは自分がフォローしている人のツイートが流れるタイムラインと、ツイッター側が判別したおすすめツイートが流れるタイムラインが表示されるようになりました。フォロー中のタイムライン

          健康からの解放

          青山ゆみこさんの文章を読んで思うこと、ぜんそく、発熱について

          ライターの青山ゆみこさんがコロナに感染した時の体験談をまとめた記事です。記事は今年3月に書かれたもので、感染されたのは2022年8月です。 要約すると、 もともと喘息があり、気管支炎から二度肺炎を起こした過去がある。 コロナに感染後、喘息がひどくなり薬をもらおうとするが… かかりつけの呼吸器内科は陽性者非対応で診察してもらえず。 検査を受けた病院に相談するも処方してもらえず。 コロナ対応している病院に診察申請するも待機者が多く受理されず。 結局ネットで見つけたオンライン診療

          青山ゆみこさんの文章を読んで思うこと、ぜんそく、発熱について

          鼻呼吸の効用

          息を吸うのは鼻一択私が整体の仕事を始めて間もない頃に驚いたのが、「大きく息を吸ってください」と指示した時に背中を反らせ、口をすぼめて吸い込む人が多いということでした。息は鼻で吸うものだという常識は世間の常識ではない、呼吸の深さ以前に呼吸する場所から指導する必要があるということを思い知ったのでした。 普段深い呼吸が出来ていない人にとって、大きく吸うと聞いてこうした吸い方になってしまうのは「星のカービィ」がイメージとして出てくるからなのではないかと、口で吸う人を見てけっこう真剣

          鼻呼吸の効用

          清潔不潔の境界線

          知っちゃったら無理、知ってるけど大丈夫 「知っちゃったら無理」ということについて考えてみます。 例えばマスク内側に付着した雑菌の拡大画像を見て「知っちゃったらもう汚くて着けられない」となるでしょうか?スマホ画面に付着した雑菌の拡大画像を見て「知っちゃったらもう触れない」となるでしょうか?空気中のウイルス、菌を可視化した映像を見て「知っちゃったらもう生きれない」となるでしょうか? 知っちゃったもの全部が無理になるのではなく、知った中から無理なものを自分で選んでいるのではない

          清潔不潔の境界線

          たのしいプロパガンダ 〜サウナからワクチンまで〜

          サウナでととのうサウナと水風呂に入った後のほわ〜っとした感じに「ととのう」と名付けたのが誰なのかわかりませんが、これまで「おじさんが好むもの」だったサウナが一瞬で若い女性も対象としたおしゃれでトレンドなものになり、「なんでサウナ行かないの?」とマウントされることもあるとかないとか(後半嘘です)。 サウナに入ると気持ちがいいよ、だけでなく「ととのう」という言葉を使うことで「何か健康に良さそうな感じ」が増す。漢字ではなくひらがなでととのうと書くことで親しみやすさ、ポップさがある

          たのしいプロパガンダ 〜サウナからワクチンまで〜

          坂本龍一さんとガン、除菌、またはGeisha Girlsの話

          AHO AHO MAN坂本龍一の名前を聞くたびに思い出してしまうのがダウンタウンのコント番組「ごっつええ感じ」に出演した時のAHO AHO MAN。坂本龍一がどんな人かいまいちわからなかったはずの、当時8歳の自分にも衝撃だったらしい。 手を洗う坂本龍一コロナ騒動初期の頃に配信された、手の洗い方のお手本を見せる坂本龍一の動画を最近初めて見た。 この動画を見て思い出すのは20年前、ウイルス恐怖症になった高校生の頃の自分だ。洗えば洗うほどキレイになった気になり、洗う頻度は日に日

          坂本龍一さんとガン、除菌、またはGeisha Girlsの話

          境界としてのマスク

          お正月に見ることの多い紙垂(しで)。 あんな紙で結界が張れるなんて冷静に考えたら変だと思うけれど、日本人にとっての結界だとか境界は他にも暖簾、障子など儚げであいまいなものが多い。 鳥居も神様の場所と人間の場所を分ける境界であり、不浄なものが入るのを防ぐ結界でもあるけれど、重い鉄の扉があるわけでもなく鍵もない。言ってみればただの赤い棒が立っているだけなのに、太陽を表す赤色の鳥居が邪気を追い払うことに「しておく」。 変な形に切った紙をひらひらさせてなんの意味があるんだ、赤い棒

          境界としてのマスク

          コロナ騒動4年目を前に(後編)

          後編は引き続き尾身茂子さんと最近見かけたツイートをネタにコロナ騒動を振り返ります。 絶対に罹りたくない糸井重里 芳田 2020年ではなく今年の11月でこれです。「できることなら死ぬまで体調を崩したくない」と。もちろん誰だって体調は崩したくないし感染症にも罹りたくないけれど、それにしたって「体調を崩すということ」について過剰に考え過ぎ、意識し過ぎです。整体では風邪を引くことは良いことだと考えますが、だからといって風邪のことを普段から考えるのは不健全です。 -新型肺炎はどこ

          コロナ騒動4年目を前に(後編)

          コロナ騒動4年目を前に(前編)

          コロナ騒動が始まって3年。まさかの(日本だけ)4年目に突入しようとしている今、改めてこの3年間を振り返ります。聞き手は尾身茂子さんです。 危機を身体で判断しない現代人 (茂子)ー 今年もマスク、外せませんでしたね。 芳田 外せませんでした。もう驚く気にもなれません。もちろん個人個人では外す人も増えましたが、電車では99.9%着用が99.7くらいに変わったかなというくらい。来年子どもが小学校に上がるというお母さんが、「さすがにうちの子が入学する時には外せているだろう」と、

          コロナ騒動4年目を前に(前編)

          マインドの重症化2022

          この記事は2021年8月に書いた「マインドの重症化1・2」に加筆、修正を加えたものです。 2021年8月9日掲載「マインドの重症化」常に陽性者中心の報道であったか? いつまでも新規陽性者数中心の報道でよいのかという話が出ているけれど、東京の陽性者数が少ない時は全国の重症者数が過去最多だとか、全国の死者数が過去最多という見出しが踊っていたと記憶しているので、この一年半ずっと陽性者数中心の報道をしてきたんじゃなくて「その時その時の過去最多の数字中心の報道」をしてきたというのが

          マインドの重症化2022