昨夜、寝る前にアメリカの名ギタリストの訃報が目に入る。またこうして私は1つの機会を失った。ざっくり調べたところ、最後の来日公演は11年ほど前のことだったようだ。当時の私は大学生、色々な面で難しい時期か。去年からは「金銭的になぁ・・」と思っても、なるべく行くようにしている。確かにチケット代やグッズ購入などで、後々に卒倒するぐらいのカード請求が来たりもした。しかし、“機会”はそう簡単に買えるものではない。

昔、クレジットカードのCMか何かで「プライスレス」という言葉を使っていたことを思い出す（今もあるかもしれないけれど）。まぁそれはカード会社の思惑通りと言えばそれまでだが、こうした悲しいニュースを見るとそんなことを考える。この広い世界、どれだけ探してもそのギタリストはいない。やはり、人との繋がりや自身の体験などはプライスレスなんだと思う。自己啓発セミナー的な文章になった気もするが、そういうわけではない。