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地域猫活動手順5【管理徹底と活動報告】

前回の記事はこちらです。地域猫活動についてはマガジンにもまとめてありますので、参考まで。

地域猫は「地域の」猫

決めたルールは徹底してください。徹底して守り続けてください。
当たり前の話ですが、ここが崩れてしまうと今までの過程が台無しになります。

特に猫の管理担当の猫好きさんは自分のやりたいようにやりがちです。

効率が悪かったり、都合が悪くなってもひとりの判断で勝手にルールを変えないようにしましょう。見慣れない猫がいても、発見者の一存で対応を決めないでください。あくまで地域で管理している猫ですので、個人ではなく、役員に報告し、役員が相談して地域として方向性を決めましょう。

繰り返します。地域猫です。管理者は地域です。地域で判断しましょう。

ルール変更はあり?

ルールを変更を検討する場合、猫被害を減らすことが目的であることを絶対に忘れないでください。猫を守るための活動ではありません。

例えば、よそから流れてきた猫がいても、エサは与えないというルールであったとします。しかし、何日経ってもいなくならない。見るからに痩せてきた。そこで餌を与えるか。病院につれていくか。放っておくか。役員を中心に話し合いましょう。

ルール変更なのか。今回限りの特別待遇なのか。それも含めて結論を。

活動報告

定期的に回覧板等で周知しましょう。

  • 猫の頭数の変化

  • 死亡等が確認できているならその詳細

  • 猫被害状況の変化

  • ルールの変更

  • 担当者の変更

  • 会計

回覧板って、いつの時代だよ…とまぁ今ならLINEなどの便利なツールもありますが、活動を快く思っていない人はLINEグループには入りたがらないかもしれません。報告ツールは何通りかあったほうがいいと思います。令和になっても、回覧板はあなどれないですよ。

本記事はホームページ上のブログ「本気で挑む地域猫活動」という記事の抜粋です。全文が気になった方は是非お読みください。


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