映画メモ03_男はいくつになっても「男の子」でしかない。キングス・オブ・サマー
早くおとなになりたい
でも親はいつまでもこども扱いする
ステキな女の子と恋愛がしたい
でも仲間達とはいつまでもふざけていたい
野郎だけのホモソーシャルな集団で、わちゃわちゃしてるのはとても楽しい。自分も高校は男子校かつ部活バカだったので、そこの居心地の良さはすごくよくわかる。
でもだんだんと、自分達の世界に女の子が入ってくると、これが面白いのだが取り合いになる。女の子の取り合いではなく、女の子と男友達を取り合うのである。お前、女の子なんかと遊びやがって、俺たちとスポーツしたりゲームしたり何もせずぷらぷらできないじゃないか!と。
ホモソーシャルにどっぷり浸かってた男の子は、女の子に対して理想化、神格化、イデア化がものすごく、ほんとうはめんどくさい生き物であることを知らないので、どんどんのめり込んでいく。
そうして、いままでの男同士の友情を取るのか、これからの女の子との関係を取るのかみたいなジレンマが発生していくのである😭
さらに結婚とかすると女の子は、本性を発揮し、男の男の子部分を矯正にかかる。いつまでも飲み歩くのはやめなさい、いつまでもマンガゲームおもちゃで遊んでんじゃない、またスニーカー買ったの、なんで?何足あると思ってんの?あ、ゴルフなんかいくヒマもお金もないから処分しといたわよ👹
家庭を護る女の生存本能だ。これぞ両親に代わる新たな保護監督官の降臨。おとなになったからって、自由になるわけじゃないんだ笑笑
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この映画をみて、ホモソーシャルな高校時代を思い出して、すこし帰りたくなりました😭😭😭 #川越高校
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