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自分の中にある『価値基準を緩める

人間は社会的な存在ですので、他者との関係は避けられません。他者を受け入れられなければ、自分も苦しい思いをすることになります。よって、「自己」と「他者」の両方を受け入れなければならないのですが、「両方を受け入れよう」と考える必要はありません。自分の価値基準が緩んだら、結果として両方を受け入れられるようになるからです。 ですから、他者との人間関係でつまずいて苦しんでいる人もやはり、自分の中にある「価値基準」を緩めることです。そもそも人間関係がうまくいかない根本的な原因は、こだわりが強すぎて他人を認められないことにあるのです。

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価値基準ってやつは、この世に産まれてから歳を重ねる間に脳に深く刻まれて、まるでコンピュータのプログラムのように行動に影響を及ぼしてる。特に幼少期に刻まれた価値基準は無意識の奥底に沈んでるから厄介だ。誰しもこう在りたいと思う自分(光)とは正反対の自分(影)を抱き抱えていたりするものだ。自分の影を否定するかの如く光を演じてたりしていないだろうか?

「こうあるべきだ!」(光)と強く思う時ほど要注意。 「こうあるべき」の反対の自分(影)との乖離が大きくなる。自己矛盾を起こす。それに気づかないまま「こうあるべき」を人に押し付けると人間関係でつまずくし、自分に押し付けると心が壊れる。パワハラも鬱病も根っこは同じなんだと思う。

(頭で)分かっちゃいるけど身動き取れず悶々とする。そんな時は無意識の価値基準が暗躍してる可能性が高い。価値基準を緩めるのは簡単なことではないけど、まずは気づくことから。









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