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イエナプランは今の学校に必要!?

はじめに

今まで様々な教育者と話をする中でイエナプランについて着目する方が多かったので、私もイエナプランについて着目して調べてみようと思い、学んだことをここに記載していこうと思います。

イエナプラン創始者 ペーターセンが描いた理想の学校

「共同体」・・・地縁・血縁・友情などで結びついた自然発生的な社会
「利益社会」・・・利益や機能を優先的に追求していく社会
この二つの言葉に対してペーターセンは学校教育をゲマインシャフトとすることで、人間の機能や利益のためだけでなく、自らの力を信じ、他者と共に共同体を支え改良していく人間の育みにかえようとした。
人々はお互いを信じ、受け入れ合い、子どもの育ちを見守り育てる。このような教育のあり方を模索していったのだと思います。

イエナプラン実践ガイドブックP14

まさに私たちがやろうとしていることと同じであると衝撃を受けた場所です。今の日本の地方に必要な考え方。だからこの本に出会ったのだと運命を感じた部分でもありました。

8つのミニマム(ビジョン)

(1)インクルーシブな思考に向けた養育
(2)学校の現実の人間化と民主化
(3)対話
(4)教育の人類学化
(5)ホンモノ性
(6)自由
(7)批判的思考に向けた養育
(8)創造性

イエナプラン実践ガイドブックP16〜19

現在自分がやりたいこととリンクする部分がたくさんあり、とても驚きました。
(1)の部分では、こちらの活動が。

(2)(6)(7)の部分では、こちらの活動が。

(3)の部分では、こちらの活動が。

(4)(5)の部分では、こちらの活動が。


(8)の部分では、こちらの活動が。

今までやってきた活動がここに繋がっていました。
ペーターセンやフロイデンタールが目指してきたものと私が目指していたものは同一であったことを知りました。
今の学校教育に課題を感じると時代や国を超えて同じようなことをしていくのだと言うことも実に面白いなと感じた部分でもありました。

イエナプランの全体像

最後の部分で、イエナプランは国や地域、学校単位によって違うとありましたが、僕もそう思います。
国や地域、学校単位にはそれぞれ別々の思いがあります。だから違って当たり前。私は自分の地域でもこの考え方を取り入れた新しい形の学校を創立したいと考えています。

この富士・富士宮地区だからこそできること。
僕にしかできないこと。それを掛け合わせて素敵なスクールを創り上げます。

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