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進路選択でやってはいけない3つのこと【不登校と進路 vol.3】


天職に就くことができた人の大半は事前に人生の目的を決めていなかった。彼らが転職を得たのはほとんどが偶然の産物だったのだ -

カール・ニューポート

前回も述べたように、どの選択肢を選んでも、失敗にはならない。とはいえ、みすみすイマイチな選択肢をとる必要もない。今回は、『科学的な適職』を参考に、「これをやってはダメ!」というものをご紹介しよう。


打算で選ばない

たとえば、「動画編集者だと食べていけそうだから、編集スキルを学べるところへ行く」といった考え方は避けよう。たとえ専門家であっても、将来伸びる業界などは予測ができない。

今はどんどん時代が変わる。AIにより、ほとんどの仕事が奪われる可能性もある。

「こんな感じの動画をつくって」といえば、完成できる日もそう遠くはないかもしれない。

もちろん、本人が「興味ある」「やってみたい」という気持ちがあるなら問題ない。ただたんにイケてそう、手に職を選べるだけで選ぶのは避けよう。

好きだけで選ばない

「絵を描くのが好きだから、絵を学ぶ」それ自体は問題ない。ただし、「好き」だけで選択すると、「思っていたものと違う」「本当に自分はこれが好きなのか?」と悩むこともある。

純粋に「好きだ」という気持ちだけでは危険なこともある。

むしろ、「ちょっと興味あるなぁ」くらい軽い気持ちのほうが、理想が高くないので、がんばれることもある。

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