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飛行機雲が残れば雨

本日の福岡はめちゃくちゃ良い天気です。梅雨入りしたような気がするんだけど全然雨降らないな、と思って調べてみたら九州北部はまだ梅雨入りしていませんでした。このまま夏になってしまうのではないか。

村谷由香里です。
noteをご覧いただきありがとうございます。

最近毎日のように使っているスターバックスはとんでもなく窓が広くて、この時間めちゃめちゃ西日が差し込むので仕事がまったく進みません。眩しいし暑い。雨が降ってほしい、せめて曇っていてほしいと思うことが増えました。6月の日差しですらこの有様なのに、わたし8月になったらここで作業できるんだろうか。

今は日の当たらない場所に避難してiPhoneでこれを書いています。空はまだ真っ青です。時折、飛行機が飛んでいくのが見える。

はじめて福岡にきたとき飛行機の近さにびっくりしたという話はしましたっけ。空港が近いからすごく低いところを飛ぶんですよね。最初に福岡で飛行機を見たのは大学生のときだったんだけど子どもみたいに喜んでしまったし、今も立ち止まって見てしまいます。

福岡に住むようになって一番変わったことは飛行機が身近になったこと。山口は空港が不便な場所にあって、関東まで行くのも新幹線のほうが楽でした。
だから飛行機はいつもわたしに関係のない乗り物だったんですよね。明日の天気を教えてくれるだけの存在だった。飛行機雲が残れば明日は雨。正直鯨が空を飛んでいてもそんなに日常風景は変わらなかったと思います。鯨が潮を吹けば明日は雨みたいな。

福岡の空は山口の空よりずっと現実に近い。飛行機は天気予報の道具じゃなくてきちんと乗り物だし、この空を通ってどこへでも行けることを知っている。空に鯨が浮かぶ日はこない。
山口に住み続けていたら、きっとこの実感はなかっただろうなあと思います。

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